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西伊豆の田子でダイビング!サクラダイのシーズンを満喫してきました

こんにちは!ダイバーラウンジです。

1ヶ月半ほど前になりますが、西伊豆の田子でダイビングしてきました!

田子は昔から何回か遊びに来ていたダイビングポイントになるのですが、なぜかこれまで記事にしてこなかった場所でもありました。めちゃくちゃ楽しんできた海なのに。

初めて田子に訪れた時にガイドさんに「アホほど魚いるよ」と言われてから4年くらい経ったかな。確かにいつ潜ってもアホほど魚がいる海をエンジョイしてきました。

今回訪れた田子はサクラダイシーズンの真っ只中!海況や潮流などの条件がいくつか重ならないと現れないサクラダイの大群を僕らは拝めたのか!?過去に遊びに来た時の写真とかも使いながら田子のダイビングログを書いていきます!

田子について

田子は静岡県、西伊豆のダイビングポイントの1つになります。

伊豆半島の西側のちょっと真ん中辺りに位置しており、大瀬崎に井田、土肥、黄金崎・・・と来て、その南に田子があります。

東京から車で行こうとすると大体3時間半。日帰りで行ける範囲になります。

基本的に田子はボートダイビングがメインになります。

湾内、外海に何箇所かダイビングポイントがありますが、ワイド好きなダイバーたちは割と外海狙いでやって来る印象です。

とは言え湾内は台風が来ない限りいつでも穏やかで潜りやすいポイントであり、サンゴの周りにチョウチョウウオだったりスズメダイだったりその類の幼魚を観れたりウミウシが観れたりと、生き物マクロをしたいダイバーさんにとって魅力的なポイントになっています。

一方の田子の外海

前述の「アホほど魚いるよ」というガイドさんの言葉通り、アホみたいな量のキンギョハナダイの大群に出会えることがこの外海の最大の魅力です。記事の後半で動画や写真載せますがそれはもうごっちゃりでございます。

更にはイサキタカベの半端ない魚影に出会えることもできたりと、とにかく魚群のスケールがヤベェ海が田子の外海です。

田子のベストシーズンと言われているのが9月〜11月と言われているのですが、その最大の理由はこの点々模様が特徴的なサクラダイ

この時期はダイビングでギリ行ける水深40m付近までサクラダイのオスが群れをなしてやって来ます。サクラダイのメスの群れは元々年中見えているのですが、オスがここまで上がって来るのがこの9月〜11月のみ!つまり、この時期はサクラダイの恋の季節なのです。

多くのダイバーさんがこの時期に田子にやってくる最大の目的はコレです。これだけ多くのサクラダイのオスが群れている光景は世界でもなかなか見れないんです。

ただいつでも群れているわけではなく、その時の海況、潮の流れ、オスの気分次第で当たり外れがあります。しかも水深40m付近という環境故に、観れるチャンスはほんの5分〜10分程度という、何とも博打要素満載なダイビングになります。

さ、今回はその博打、どう転ぶか!?

サクラダイチャレンジ!

田子のサクラダイチャレンジなのですが、今回が初めてではなく、何気に2回目の挑戦になります。

前回(2022年10月)はこんな感じの光景が観れました。

ちょうど岩場の隙間に集まってたサクラダイの群れを集中撮影。

ぐわっと集まっている群れの中で、体がオレンジ一色で背びれにちょこんと黒い斑紋があるのがメス、赤い体に白い斑点があるのがオスです。このうち後者のオスが群れてるのが9月〜11月の狙い時というわけですね。

これ自体は初めて見た群れ群れの光景で僕は感動していたのですが、ガイドさん曰くオスの群れ具合はまだ途上らしく、これがMAXではない、とのことでした。10点中5点くらい?

「そりゃ、また来ないとねぇ」って話し、今回のリベンジとなるわけです。

2024年10月、ひとでさん@Magic_Star_Fish)と共に田子ダイビングセンターさんにお世話になりながら挑んだ今回のサクラダイチャレンジ!1本目はどんなだったかというと・・・

ちょっとメスの群れがまばらかな・・・?

オスもそこまでたくさん姿が見えてる状態ではなかったです。いい感じに広がってるような気はするんですけどね〜〜

ガイドさん曰く、これは10点中2点の状況でした。くぅーー、渋い!

メスの群れがまばらならオスの群れはますますまばらって感じですね〜・・・

う〜ん、やはり博打ものは弱いのかな、僕は?大ファンのサザンが全国ツアーを2025年に開催するってことでファンクラブ向けに先行のチケット抽選が始まったんだけど、結果これまで全国ツアーに外れたことなかった僕が外れ、こないだファンクラブに入ったばっかりの奥さんが当たるという現象も起こってるし・・・そもそも宝くじとか何かしらの賭け事的なことってうちの家系完璧にダメなんだよな・・・いざという時に運が向かないんだよぉ・・・くそぅ・・・せめて海運は良くあって欲しいんだけど・・・ちょっと普段欲深く生きすぎてるのだろうか・・・おまけにこの1本目の帰りのボートでRG Blueの先っぽ落とすという謎事故起こしたしな・・・奥さんからプレゼントでもらったRG Blueが出番2日目にしてご臨終って・・・せめてサクラダイは当たってそのお供えしましたくらい言わせてよ・・・外した上にRG Blueも外れたって何だよそれ・・・厄日じゃん・・・・・・

そんなこと悶々と考えながら、一縷の望みを賭けた2本目に向かいます。俗人過ぎるぜ(笑)

お?さっきよりメスの群れが大規模だぞ?

これは何か期待してしまうぞ?

ヒュ〜!!これですよこれぇ!!!

目に飛び込んで来たのは数多くのサクラダイのメスとオスが入り乱れる様!観たかったのはこの光景です!!

カラフルだしこの魚の量だからこそ出来る模様も素敵!!

岩の間に生えたソフトコーラルがいい感じに開いてるのもあってサクラダイが溜まってますね!

その子達はくぐってる間にどっか行っちゃいましたが、くぐった先のソフトコーラルにいっぱい溜まっておりました。本当に映える色してますね〜、サクラダイの皆さん!

岩場や間を行ったり来たりしてサクラダイの群れをがっつり楽しみます!

といっても前述の通り水深は40m近く、5分くらいしかいれません。制限時間の短さもあって後半の慌てふためき具合が我ながら情けないです(笑)せっかくいい感じに溜まってるのにー!ライトの位置も微妙だったので今後の反省ですね。

色々と反省はありましたが博打は見事勝利!!!さっき悶々とボヤいてたのは何だったんだ!!!

フト根で楽しむキンギョハナダイの大群

サクラダイチャレンジが無事に成功してテンション爆上げなダイビングになったわけですが、仮に外したとしても田子の海は十分に堪能できます。安全停止エリアを中心にキンギョハナダイの大群が「アホほどいる」からです。

ご覧の有り様です。ごっちゃりごっちゃり。

水深15m分くらいをキンギョハナダイが埋め尽くしてる気がする!

本当にアホほどいるなぁ。

ハナダイのごっちゃり群れが大好きなダイバーにはたまらない光景です。ずっと居られる〜!

今回は壁になるほど群れていたわけではないのですが、見上げればイサキの魚群も眺めることが出来るので上も下も魚群だらけです。運が良ければもっとすごい魚影に出会えますよー!!!

ミヤケテグリ@田子
根の探索中に出会ったミヤケテグリ。ぴょこぴょこして可愛かった!
ミチヨミノウミウシ @田子
ミチヨミノウミウシ。1匹?2匹?

と、ここまでサクラダイだのキンギョハナダイだのイサキの群れなどすごいワイドな話題ばかり振ってきましたが、冒頭に書いた通りマクロネタが豊富なのも田子の魅力。

近場の湾内を狙ってじっくり生き物観察をすることが出来ます。

テヅルモヅル@田子
テヅルモヅル@田子

田子の生き物観察といえばなぜか印象に残ってるのがこのテヅルモヅルで、ガイドさんがスレートに「これは”動物”」と書きながら紹介してくださいました。

生えものじゃなくて生き物なの!?確かに実際に動いてた!!なんかウルトラマンに出てきそう(真っ先にグリーンモンスを想像したんですが、改めて見直したら全然違ってましたw)。

奇妙な生き物が海にはおりますねぇ〜

卵を残してるヒロウミウシ
卵を残してるヒロウミウシ
シロウミウシ
シロウミウシ
ルージュミノウミウシ
美しい体色のルージュミノウミウシ

これはうちの奥さんが昔田子で潜った時に撮ったウミウシ写真集、だそうです。

マクロネタで最初から田子を楽しむも良しですし、万が一外海が潜れなくて魚群エンジョイが出来なくてもマクロに切り替えて生き物観察を楽しむも良し。

来年の秋はぜひ田子チャレンジを!

2年前に撮ったじゅらさん風

これは2年前に一緒に行った人たちで撮影したじゅらさん風です。

この門の先に待ってるのが、どれほど楽しい海であるか、皆さんに伝わってると嬉しいです♪

魚群群れ群れの外海!サクラダイの乱舞が狙える秋!そしてじっくり生き物観察ができる湾内!

皆さんも来年の秋はぜひ田子チャレンジしてみてください。僕もサクラダイリベンジしたい!もっといい映像撮りたい!

 

てなわけで、今回は以上です!

読んでいただき、ありがとうございました!

 

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