こんにちは!ダイバーラウンジです。
今回は西伊豆の黄金崎で潜ってきました!
6月頭の奇跡的に海況が大変良く、週のど真ん中水曜日の誰もいない貸切状態の黄金崎の海を目一杯楽しんできました。
更にはバースデー祝いもしてもらい、至れり尽くせりな1日となりました♪
今回の予定
ダイビング日 | 2021年6月2日 |
ダイビング本数 | 2回 |
気温 | 23度 |
透明度 | 20m |
レンタル | なし |
空気タンク | スチール 10L |
ウェイト | 8kg |
ポイント、その他情報
【1本目】
ポイント名 | 黄金崎公園ビーチ |
エントリー時間 | 11:06 |
エキジット時間 | 12:12 |
最大水深 | 15.9m |
平均水深 | 8.9m |
水温 | 20度 |
【2本目】
ポイント名 | 黄金崎公園ビーチ |
エントリー時間 | 14:30 |
エキジット時間 | 15:33 |
最大水深 | 11.9m |
平均水深 | 9.0m |
水温 | 20.2度 |
水深そこまで深い場所じゃなかったこともあってか、2本とも60分超えという長めのビーチダイビングでした。
黄金崎について
静岡県、西伊豆の黄金崎。
位置で言えば西伊豆の真ん中、大瀬崎に井田に土肥を通り過ぎてたどり着けるダイビングポイントです。
東京からのアクセス
今回も僕は一緒に行く人の車に乗せてもらっちゃいました。最近乗せてもらってばっかりで感謝続きなダイビングの日々です。
平沢の時も書きましたが、電車を使う場合、東伊豆と違って西伊豆にはあまり鉄道が通っておりません。なので行けるところまで電車で行き、あとはバスを使ったりショップさんに送迎してもらったりして現地まで行くパターンになります。
今回の黄金崎で言えばこんなルート。
東京駅→(新幹線 約50分)→三島駅→(伊豆箱根鉄道 約40分)→修善寺駅→(東海バス 約70分)→黄金崎クリスタルパーク
(乗車時間:合計2時間40分 乗車賃:6,890円)
電車で行くのは西伊豆の付け根あたり、修善寺駅まで。あとはバスで延々と西伊豆を進むルートになります。
黄金崎のダイビング
ガッツリした下り坂の先にある黄金崎の海。1年を通して穏やかな海です。
絶景ポイントとしても知られていて、日没が近づくと夕日に崖が照らされて黄金色に輝くことが、ここが「黄金崎」と名付けられる所以です。
黄金崎で潜る時は、このちょっとデカめな黄金崎公園休憩施設を使用します。
これが施設の中。広々としたスペースで、20〜30人くらいは余裕で入れそうです。
この日は平日で貸切状態だったのでたっぷりスペースを使えましたが、土日とかは机と椅子の取り合いになってるとか。笑
奥の方にはシャワー室に更衣室が完備されています。
エントリー用のスロープのそばには器材やカメラを洗う水槽や干し場があります。
スーツを着たまま入れる、オーシャンビューなお風呂もあったな!
今回は使わなかったですが、エントリー用のスロープがもう1つ。
どちらも初心者がエントリーしやすくなるようになっています。
そんな黄金崎のビーチポイントはこんな感じ。
最大水深が19m程度と浅めなポイントで非常に穏やかで、ハゼやカエルアンコウなどを観察するマクロ撮影向きのポイントです。
今回のダイビングの平均水深も10m行かない程度で気楽なダイビングでございました。
そしてもう1つの特徴が、この黄金崎に住んでる真鯛ちゃん。名前もそのまま、だいちゃんと呼ばれてます。
ダイバーが水中に入るとどこからともなくやってくるフレンドリーな真鯛です。
この間まで2〜3ヶ月産卵のために外海に出ていたようなのですが、僕らの行く数日前に戻ってきたようで。黄金崎に住み着いて4年目だそうです。会うの楽しみ!
今回お世話になったショップ・参加者
今回は、黄金崎と言えば!なショップ、黄金崎ダイブセンターにお世話になりました!
そして参加者はこの方々!
- ゆーとさん(@DiveoO)
- ボブさん(@WELCOMEtoBBQ)
- RKさん(@dragon_flat_K)
東京から名古屋から、色んなところから集まっての参加です!!
穏やか水深でマクロ撮影
さぁ早速海に入っていきますよ〜。
なんとこの日の透明度、20m!めちゃくちゃ透き通った海況で、上がった後皆で「めっちゃ綺麗だった!」て叫んでました。笑
2本とも終始こんな透明度。多少カメラに夢中で少し置いてかれても、皆がどこにいるのかすぐ分かるのではぐれる心配もなく安心なダイビングでした。
この日は海況が本当に穏やかだったので、エントリー口から200mほど行った場所にある黄金崎の洞窟「黄金崎ドーム」にも行きました!
洞窟の上部は空洞になってるので、こんな感じで浮き上がって洞窟と水中の光景をコラボで眺めることができます。
こうしてみると水が綺麗!!
水中で見ても綺麗〜〜〜!!
そして洞窟の中もマクロな生き物はおります。こちらはカノコタカラガイ。
最近よくキイロイボウミウシの写真撮ってる気がする。
洞窟を出た先も生き物天国でございました。
まず何よりネジリンボウがいっぱい!
ガイドさんが指差すあっちこっちにちょっと大きめサイズのネジリンボウがヒョコヒョコと顔を出していました。かわいい!
こっちは普通のネジリンボウ。
僕の撮影技術だとかわいく綺麗に写らないので・・・
人のを借ります。笑
2人でひょっこりしてる。
指の先にいるのは・・・
タコのアーチちゃん。眠いところを邪魔してごめんなさい。
指を差し出すと、たまに脚を出して握手してくれます。
ウミテングにも出会いました。
今まで会った子の中でも比較的小柄で、綺麗な羽、もといヒレを持ってウロウロ動き回っておりました。
そりゃまぁ大の人間2人とか3人とかに囲まれたら動き回りたくもなりますわなw
この写真で見るととんでもない弱い者いじめしてるように見えます。
ニシキツバメガイ。その体の紋様と、長い二叉の尾っぽが特徴的なウミウシ。
そこまで深くない水深のところにめちゃくちゃ沢山いてビックリしました。
必死にダイバーから隠れるマツカサウオ。ちょっと小柄な照れ屋さんです。
後ろから見たら本当に松ぼっくりみたいでした。
岩にぺったり張り付いてるのは・・・
ベニカエルアンコウですね。くっきりオレンジ色。いつ撮ってもカエルアンコウは可愛いです。
そして海藻の茂みの中に絡み付いてるのはオオウミウマ。
タツノオトシゴの仲間で、大きくなる時は25cmくらいになるんだとか。この子もデカイ!
そんなご本人はこちらに目もくれず、一生懸命何かを吸ってました。お腹が空いてたのかな?おかげで撮れ高上がりました。笑
こちらは僕にとって初めまして、シビレエイです。
その名の通り、触るとめっちゃ痺れるそうです。体内に発電器官を持っていて、獲物を麻痺させて捕まえたり防御したりするのに使うそうです。古代ギリシャでは手術の時の痛み麻痺に使われてたらしい。ホンマか。
そして最後は隠れられてないヒラメで〆です。
こう並べてみると、随分たくさんの生き物との出会いがありました!黄金崎、豊かな海です。
だいちゃんと遊ぼう
冒頭で説明した通り、黄金崎の海は真鯛のだいちゃんがダイバーについてくる海です。
今回にしても僕らのことを追っかけてくるのでしょうか?
はい、来ました。
ガッツリ来ました。
本当にダイバーについてきます。
カンチョーしちゃダメだよ!笑
そして動画でもその様子をちらり。
ダイバーを後ろから追っかけたり、目の前に来たり・・・何だか表情的に「遊ぼう」って感じでもなく、ただただダイバーにくっついてきます。面白い。人慣れしすぎ。笑
だいちゃんは基本的にエントリー口付近をウロウロしており、僕らがある程度奥まで進むと途中からついて来なくなります。
が、結局帰る時に再会できます。この時2人いたけど、もう1人は誰だろう。恋人?
しまいにはエキジットまで見送ってくれるホスピタリティを見せてくれました。本当に皆上がるところまで見てくれてるし!優しい!!
バースデー祝いしていただきました!
さてそんなこんなな黄金崎のダイビングですが、先程入ってた洞窟の中で突然「お誕生日おめでとうございます〜!!」とお祝いされました!!ビックリ!!
正直申しますと、Twitterで散々「誕生日だよ!バースデーダイブどうしようかな!」とか叫びまくってたので、本当に、本当に情けない話ですが、「何かやってもらえるといいなぁ」と期待しちゃっておりました。
しかしこのタイミングとは全く思ってなかったので見事にサプライズやられました!!!
しかもダイバーラウンジのアイコンを差し込んだポスターを作っていただいてしまうとは・・・!大感激でございます。
だいちゃんにもお祝いしてもらって贅沢な奴です。この写真角度ちょうど良いなぁ〜。
いやいや、本当に良きバースデーダイブの思い出になりました。
皆様、ありがとうございました!!!本当に嬉しかったです!!!
まとめ
生き物沢山マクロ天国に、だいちゃんのホスピタリティ、そしてバースデーサプライズ!
てんこ盛りな黄金崎ダイビングを楽しませていただきました。
黄金崎はビーチだけでなく、すぐ近くの安良里のボートポイントも楽しむことが出来る場所です。
次来る時はそっちも楽しみたいなぁ!!
てなわけで黄金崎ダイビングログでした!
お読みいただき、ありがとうございました!!
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