保存して使おう!ダイビングの持ち物チェックリスト

【トランバン番外編】生後6ヶ月の赤ちゃんを連れて海外に行く方法(メモ)

こんにちは!ダイバーラウンジです。

前に記事を書きましたが、12月に5泊6日でトランバンに潜りに行ってきました。

その際ですが、生後6ヶ月の息子も一緒に連れて行きました。

息子とガネーシャっぽい像
息子とガネーシャっぽい像

せっかくなので、まだまだベイビーな我が子を連れて海外に行く際にやったことをここにメモで残しておこうと思います。

なかなか1歳未満の子どもを海外に連れて行く機会は無いかもしれませんが、もしそのチャンスが訪れたらぜひ参考にしてみてください!

事前準備

旅行時点の息子のステータスを一旦列挙します。

息子のステータス
  • 生後6ヶ月
  • 完ミ(完全ミルク)1日6~7回飲む
  • 生後5ヶ月辺りからちょっと離乳食練習開始
  • 寝返りを打つ
  • ハイハイとかの移動はまだしない
  • 事前に大阪移動・沖縄移動で飛行機経験済み

はい、もう文字通りベイビーでございます。

今回は飛行機でバリのデンパサール空港まで行くことになりますが、子どもを連れての乗り継ぎは大変なので直行便を使おうってなりました。

基本的に日本からバリへの直行便となるとガルーダインドネシア一択になります。

子どもはいつから飛行機に乗れる?

大前提の話で、そもそも子どもはいつから飛行機に乗れるのか?についてです。

航空会社によって定義は異なりますが、全般的に生後8日から赤ちゃんは飛行機に乗れる、となっております。航空会社間では生後8日から2歳までを幼児と定義し、それ以降の子ども向けとは異なるプランが提示されていることが多いです。

ガルーダインドネシアの公式サイトに掲載されている、乳幼児を搭乗させることについてのガイドライン
ガルーダインドネシアの公式サイトに掲載されている、乳幼児を搭乗させることについてのガイドライン

とは言え育児においては基本生後1ヶ月検診を超えてようやっと家の周りを散歩する程度の外出が推奨され始める感じなので、飛行機に乗るのは早く見積もっても生後3〜4ヶ月とかなのかな、と思っています。

幼児は基本的に大人の付き添いがあれば予約は可能ですが

  • そもそも座席を取ることは可能なのか、或いは大人の膝の上に乗せる前提なのか
  • 座席が無料で予約可能か、別途購入が必要なのか

この辺りは予約先の航空会社、または旅行会社に確認を取るようにしましょう。

チケット予約

通常であればチケットは航空会社や旅行会社のサイトを使って予約・購入するのがほとんどだと思いますが、2歳未満の子どものチケットを取る場合、同じ方法で取れるとは限りません。航空会社によっては別のやり方を用意している可能性があります。

これはもう使用している航空会社・旅行会社のサイトを調べるか、予約センターやお問い合わせで前もってお問い合わせするのが吉です。

ちなみに僕らはHISで予約したのですが、比較的分かりやすい形で赤ちゃん用のチケット予約が出来たのであまり苦労はしなかった派です。

バシネット予約

飛行機には座席の前に設置できる赤ちゃん用の簡易ベッドなるものが存在します。それが「バシネット」と呼ばれるものです。

座席前のスペースこそ使ってしまうのですが、赤ちゃんをこのバシネットに寝かすことができるのでお膝に置いてるより格段に負担が減ります。

使用するにあたり、航空会社によって赤ちゃんの重さや月齢などの制限が存在するため、まずはその確認を行ってください。今回僕らが使用したガルーダインドネシアは9kg以下・生後9ヶ月までという上限がありました。

そしてこのバシネットを使用したい場合ステップが2つあります。

1つ目はまず予約(リクエスト)すること。

そもそも飛行機側でバシネットを積まないことには使用も何もないので、航空会社で直接チケットを予約した場合は航空会社に、旅行会社を通してチケットを取ってる場合は旅行会社に問い合わせて予約をしましょう。向こうも準備期間が必要なので、可能であれば2日以上前にお問い合わせした方が良いと思います。

2つ目はチェックイン。

1つ目の予約でバシネットを確保出来たかというと、実はそうではありません。バシネットを設置できる座席には限りがあるため、問い合わせた全員が使えるとは限らないんです。

なのでどうすれば良いかというと、まさかのチェックイン先着順になります。搭乗時間の3時間前くらい余裕を持ってチェックインに向かい、先にバシネットを押さえちゃいましょう!!

※ガルーダインドネシアでは搭乗受付でバシネットを使いたい旨を話したところ、赤ちゃん1人・親1人は無料で座席移動が出来たのですが、親もう1人分は追加料金を払わなければいけないようでその場で払いました。1万ちょい超えくらい。ちょっと痛い。

荷物の準備

予約がひと通り完了したら次に荷物の準備です。

普段のダイビング旅行とは違い赤ちゃんを伴う遠出になるので、準備は意識的に前もって行っておくと精神的に楽です。

何でかって、とりあえず準備するものがとにかく多いからです。

持ち物一覧
  • 哺乳瓶
  • 粉ミルク(キューブ)or 液体ミルク
  • 離乳食
  • 消毒用のミルトンセット
  • 日数分の服
  • 日数分の肌着
  • 日数分のパジャマ
  • 日数分のスタイ
  • 日数分のおむつ
  • おしり拭き
  • おむつ交換用のシート
  • ビニール袋
  • タオル
  • ベビーシャンプー&リンス
  • ベビーローション・ベビークリーム

ウチの場合、完ミで育ててるのもあってミルクの持参は必須です。それも大量に。

暑く湿気のある場所に行きますし、洗濯できるか不確かなので服や肌着も多めに持っていく必要があります。おむつもおしり拭きもたくさん持ってかないといけないし、床やベッドの綺麗さも不確かなのでおむつ交換用のシートも持っていきたい。

その結果、ご覧の有り様となります。ダイビングキャリー丸々1個埋めておる。

赤ちゃんがいる以上、子守りサービスが無いところでは我々2人が同時に潜りに行くことは出来ません。なので交代制で片方が潜りに、片方が子守りをする体制に。

そのため軽器材はそれぞれのを、BCやレギュなどの重器材を1人の(僕の)を使い回す形にすることで、ダイビング側の荷物を少し減らしました。

ビザの登録

海外へ渡航する場合はビザや税関の申請が必要になりますよね。

赤ちゃんもこの申請は必要になるので、大人の分と一緒に忘れずに申請しましょう。

元々こういった類の申請は入国時に列に並んで申請するものでしたが、最近では事前にネットで申請できるものも増えています。

バリに行く際はこんな感じでした。

1週間以上前からWEB対応可
  • e-VOA(いわゆるビザの申請)
  • 観光税の支払い
出国直前にWEB対応可
  • 入国用の税関(2日前)
  • 健康チェック(前日)
  • 帰国用の税関

申請をする際はパスポートに書かれている名前を正しく綴っておきましょう

今回僕はこれをやらかしてしまい、1文字だけ綴りを間違えた状態で申請した結果、1回止められてしまいました。なんとか追加料金払って認められ通れることに。手痛い勉強代でした。

空港にて

成田空港

事前準備を終え、赤ちゃん抱えて空港までやって来ました。

ここから飛行機に乗るまでの過ごし方について書いておきます。

ベビーカー

ベビーカーを持って成田空港に

珍しいケースかもしれませんが、今回の旅行で我々はマイベビーカーを持参しておりました。

ベビーカーを持参した場合、搭乗手続きをする際に預けることになります。この場合ベビーカーは荷物の数量・重量制限に関係なく無料で預けることが出来ます。これはとてもありがたい。

ただ搭乗手続きでベビーカーを預けてしまうと、多くの荷物を持った上に赤ちゃんを抱っこして空港内を移動することになります。これはちょっときつい。

そんな時のためにチェックイン時に相談すればベビーカーを借りることが可能です。このベビーカー、搭乗ゲートギリギリまで借りれるのでオススメです。

※海外の空港の場合、搭乗ギリギリまで自分のベビーカーを持ち込める場合もあります。

※搭乗手続きのタイミングで前述の「バシネットの予約」も済ませちゃいます。

荷物の持ち込み(ミルク用の飲料)

長時間の飛行機移動。

その間も赤ちゃんにミルクをあげたりおむつを変えたりと言った作業は必要になるし、そのための荷物も必要になります。

飛行浮に持ち込んだ荷物
これだけの荷物を持ち込みました。えぇ、持ち込みました、の図。

改めて見るとなかなかの大荷物で飛行機に乗り込みましたわ・・・

ミルクを作るには水が必要なので、保安検査を通る前からいくらかペットボトルの水を調達していたのですが、これらのペットボトルはミルクに使用するという理由であれば保安検査も通すことが出来ます(開いてないことが条件)。

本当は100ml以上の液体を飛行機に持ち込むことは禁止されていますが、赤ちゃんのミルク用ということであれば飛行機への持ち込みは可能です!

※後述の通り現地でも水の確保は悩みどころであり、目星はつけてたものの念のため、保安検査後のコンビニでお水を2L分買い込みました。重かった・・・

空港内の過ごし方

おむつ替え台の写真
ベビールーム

空港の中にはいくつかベビールームが設置されています。

成田空港のマップを確認するとベビールームのアイコンが数箇所表示されている
成田空港のマップを確認するとベビールームのアイコンが数箇所表示されている

おむつ替えに授乳ブースはもちろん、ミルクを作るための給湯器も備えられております。日本は基本こういう設備が整ってるところが多いので、これもまたありがたいです。

これは荷物をラッピングするサービス

汚れたくないスーツケースや高級な荷物をフィルムでラッピングしてくれます。

今回前述の荷物とは別に現地で使用する赤ちゃん用の簡易ベッドも持ってきていたのですが、旅行先で息子の寝床になる手前あまり汚したくなかったので、このラッピングサービスを使用しました。

飛行機のコンテナに入れたり荷物受取で多少雑に扱われても汚れる心配がないのは安心です。

景気付けのうどん

飛行機での過ごし方

さてバタバタしましたがついに飛行機に乗り込みました!

ここから向こうの空港に到着するまで7時間越えの長旅になります。その間の過ごし方について書いていきます。

シートベルト

乳幼児にとれる座席がない航空会社の場合、赤ちゃんは基本自分の膝に乗せて過ごすことになります。とは言え、そんな赤ちゃんもベルトは必須になります。

どうするかというと

こんな専用ベルトをCAさんに渡されます。

このベルトの輪っか部分を大人のベルトに通すことでひと繋ぎにして抱っこしてる赤ちゃんも固定させる、といった塩梅です。

こんな感じで腰の上に乗せながら付け足したベルトを巻いてあげればOKです。

飛行機の中はこれが基本スタイルになります。

何せ長時間のフライト、たかが軽量級の赤ちゃんと言えど数時間も抱っこしてたら腰に結構来るので、大人複数人いたら交代で抱っこするのがオススメです。

バシネットを使う時の注意点

バシネットの手配が事前に完了していれば、離陸してしばらくするとCAさんがバシネットの設置に来てくれます。寝るかなぁと心配でしたが、息子もなかなかのお気に入り具合でした。

ここで寝てくれるならめちゃくちゃ楽やぁ。

ただ、このバシネットを使う上で1個注意しなければならない点があって

このサインが点いていると赤ちゃんをバシネットに乗せることが出来ません。

気流に入ったとかでこのサインが点いてしまうと泣く泣く赤ちゃんを下ろして、元の「腰の上スタイル」に戻すことになります。

でもってガルーダインドネシアが非常に厄介でして、JALやANAだと何でもない扱いされるような気流ですぐこのベルトサインが点くんです。「この後にでかい揺れでも来るのかな?」と思ったら、ちょっとお尻がプルプルする程度。そしておさまってもサインが消える気配なし。サイン消えないのにCAさんは悠々とお食事配りに来る。お客さんはトイレに向かう。じゃ大丈夫なのかなと思ってバシネットに乗せるとCAさん飛んできて「下ろしてください」と言われる始末。何でやねんって感じでした。

バシネットは気流に強い航空会社でより効力を発揮するようですね。

ミルク・お食事

長時間のフライトなので、途中でミルクをあげる必要が当然出てきます。

ミルクの粉キューブ・哺乳瓶・水のペットボトルはしこたま持ってきてるんですが、もう1つどうしても必要なのはお湯。これはもう最初から他人頼み、CAさんにお願いします。

Could you put hot water to this line?(指で哺乳瓶の線を指す)」

文法完璧に合ってるか自信ないですがこれで通じました。

ちなみに赤ちゃん予約をしていると、ご飯提供時にこんなベビーミールももらえます!

うちの場合何だかんだ8割方寝ちゃって時間帯にタイミング合わなかったのもあって結局口をつけずに終わっちゃったのですが、こうしたサービスはありがたいですね。

※赤ちゃんは大人と違い自分で耳抜きが出来ないので、離陸・着陸のタイミングを見計らってミルクをあげるのがオススメです!

その他

赤ちゃんを乗せて長時間フライトをする場合、心配な点は寝なかったり泣き止まなかったりした時にどうするか、という点ですよね。

我々の場合幸いほとんど寝てくれていたので心配する必要がほとんどなかったのですが、仮に大騒ぎや大泣きが始まった時に備えて、好きなおもちゃやお菓子といった、気を逸らしてくれるアイテムを持ち込むと良いと思います。

現地メモ

デンパサール空港にて

特に異常が発生することもなく、無事に現地の空港に到着しました!

預けてた荷物が一気に帰ってくるのでちょっとわたわたしますが、現地サービスのお迎えが来ている場合はその車に荷物を担ぎ込めば一気に楽になるので、もうちょっとの辛抱になります。

荷物受取

ちなみにベビーカーは受取荷物の中でも優先順位高めに扱われるため、結構早いタイミングで回収することが出来ます。赤ちゃんを置いておくところが早めに出来るのもこれまたありがたい話(写真左がうちのベビーカーです)。

子ども大好き&弟が欲しい男の子が飛行機の後列から息子を見ていたらしく、降りて荷物受け取るまで挨拶の時間が入りました。微笑ましい
子ども大好き&弟が欲しい男の子が飛行機の後列から息子を見ていたらしく、降りて荷物受け取るまで挨拶の時間が入りました。微笑ましい
目的地に向かう途中のマクドナルドでミルクのお時間
目的地に向かう途中のマクドナルドでミルクのお時間

持ってきたベビーアイテムは早速宿泊部屋に配置。

特に気にしたのは水の確保。日本にいる時はあまり気にせず水道水も使って哺乳瓶を洗ったりしていますが、海外の水となると勝手が違ってきます。

インドネシアにおいても水道水は日本と違って飲むことはできない硬水と言われており、そのままベビーアイテムに使うには不安があります。

妻が事前に調べていたのですが、インドネシアのミネラルウォーターで一番安全性が高いのはこの画像のAQUAなんだそうです。なので宿に着いて一息ついたらこのAQUAをペットボトルで大量に買い込もうとしていたのですが、運が良いことに部屋にはどでかいAQUAのウォーターサーバーがついてました。熱湯も出るやつ!

結局これでミルク作りは済ませておりました。ラッキーだった!

ノーブルバリになぜかいたヤマアラシを眺める我が子
ノーブルバリになぜかいたヤマアラシを眺める我が子
寝てる我が子
寝てる我が子
インドネシア特有のフルーツを欲しがる我が子
インドネシア特有のフルーツを欲しがる我が子

これは反省なのですが、今回はダイビング目的でバリの観光地の多い南部から離れた北東のトランバンに来ていたこともあり、ホテル周辺を抱っこして散歩したりはしてたのですが観光のために遠出する時間はあまりありませんでした。

今度海外に行くときは一緒に観光に行くことも考えて行動したいなと思ってます。

まぁ本人は終始女性陣からチヤホヤされてたので大満足だとは思いますけどね!!!

うらやまけしからん!!!

振り返ってみて

今回振り返ってみて思ったのですが、

まずは本当に旅先で終始健康に過ごすことが出来て本当に良かったなというのと

生後6ヶ月の、首は座ってるけどハイハイする前(勝手に動き出さない)くらいのタイミングで連れて行けたなど、色々とラッキー要素の多い遠出だったように思います。

あれから月日が経ち、今では爆速でハイハイするようになりましたし、掴まり立ち・捕まり歩きもするようになったし、恐らくこの時みたいに長時間ベビーカーの中に居られない気はするのは、気をつけるポイントがまた変わってくる気がしてます。戦々恐々じゃ。

その分旅先で一緒に回れる範囲も広がるかなぁとワクワクしてる気持ちも一方ではあります。

今回(主に妻によって)万全な準備がされた分、終始多めの荷物を持って移動する感じにはなってしまったので、今後旅をする上で多少量をダイエットさせたり何かしらの工夫にはつながるかなぁと思ってます。いやぁ大変だったけど!笑

そんな我々ですが、実はこの度夏に2人目爆誕を予定しておりまして。

これだけ情報をまとめてみたものの、子ども2人を連れてったり預けたりとか、また勝手が変わってきそうだなぁと慄いてます(笑)

家族4人で今後どんな海ライフ、旅ライフを過ごすのか想像がつかないですが、今後もワクワク楽しく過ごせると良いなぁと思っています。

てなわけで、今回はここまで!

お読みいただき、ありがとうございました^^

 

[ 追伸 ]

もうすぐ開催されるマリンダイビングフェアですが

ぐび姉さん(妻)作のウミウシフィギュアがマリンダイビングフェア2025で再び販売されます。

この可愛いウミウシフィギュアたちが、4月4日(金)〜6日(日)に池袋で開催されるマリンダイビングフェア2025のブースに再び出現します!

この準備のためにここ2週間姉さんはギリギリの作業をしておりました。体調気遣ってぇ〜〜(汗)

販売するのは前回と同じく「国内ゾーン」にある「DS.ウミウシハンターズ」のブースになります!

そして私は再びこちらのブースに3日間立ちます(無給です)。

なので、マリンダイビングフェアに来られる方はぜひご挨拶させてください〜!!

気に入ったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です