こんにちは!ダイバーラウンジと申します。
このブログでは、スキューバダイビングの魅力やこれまで潜ってきた国内外の海、ダイビングに関する情報や知見を経験ベースで発信しています!
僕自身は「マリンスポーツ系の趣味が欲しいなぁ」と思い立って始めたダイビングなのですが、あれよあれよと言う間に175回潜ってきました(2021年6月30日時点)。
すっかりダイビングの魅力の沼にハマって抜け出せない状態です。抜け出せないあまりに楽しさを伝えたくてブログを作っちゃったくらいなので症状は深刻です(笑)
一方で、そんなスキューバダイビングですが
- 何がそんなに楽しいの?どんなところが魅力的なんだろう?
- 海の中でどんなものが見れるの?
- サメに襲われたりするの、怖くないのかな?
- 泳げないし、万が一溺れたらどうしよう、ってならないのかな?
・・・・と、思われる方もいらっしゃると思います。
そんな方々向けに、この記事ではスキューバダイビングの魅力を、気になってる懸念点へのお答えも含めて、なるべくガッツリお伝え出来ればと思っています。
ただまぁ結論から言ってしまいますが、
ダイビング、面白いです、マジで。
皆さんにも、是非やってみて欲しいです。
この記事の目次
スキューバダイビングは「勝負の争い・スピード感・スリルがあるスポーツ」ではない。
スキューバダイビングは、いわゆる「スポーツ」に分類されることが多いアクティビティです。
マリンスポーツ、或いはマリンアクティビティの一種となります。
そもそも一言に「ダイビング」と言っても、実はいくつかの種類があります。
- スキンダイビング
- フリーダイビング
- スキューバダイビング
この3種類。
このうちマスク・シュノーケル・フィンのみを身につけてやるダイビングがスキンダイビングとフリーダイビング、更に空気タンクを背負いつつ様々な器材を持ってやるダイビングがスキューバダイビングになります。
このブログでは基本的に取り上げるのは「スキューバダイビング」で、ブログ内で「ダイビング」という時も大概「スキューバダイビング」のことだと思ってください。
そんなスキューバダイビングというスポーツですが、まずはじめに言えることは、
勝負を競ったり、スピード感やスリルを味わうスポーツでは無い ということです。
一言にスポーツと言うと、野球やサッカーのようなチームスポーツ、テニスや柔道のような1対1形式で勝負を争ったり、水泳や陸上のように速さを競うスピード感溢れる感覚、更にはスリルを味わうような要素がイメージできますよね。
ダイビングには、そういった要素は一切ありません。
同じ「泳ぎ」のスポーツでも、水泳などとは全く異なる部類になります。
ダイビング中は、何か勝敗を決めるような行動を起こすことはありません。
泳ぎのスピード感を味わったり、ちょっとスリルあるアクションを起こしたりすることもありません。というか、こうしたアクションはダイビング中はやっちゃダメです。
スキューバダイビングは、読んで字の如く、「Self Contained Underwater Breathing Apparatus(自給気式水中呼吸装置)」を使用したダイビング。海中で自由に呼吸をし、それぞれの思うがままに海中の世界を楽しむことがメインとなるマリンスポーツです。
そんな他のスポーツと違う顔を持つダイビングですが、じゃあ一体何が魅力なの?という点。
早速ですが、ジャカジャカ紹介していきますね。
ダイビングの魅力①:「青の世界」で味わう非日常感
ダイビングには、前述の通りスリルやスピード感を求めるスポーツではありません。
その代わりという訳ではないですが、普通に陸上で生活しているだけでは感じることができない「非日常感」があります。
何せ、ここは海中です。
いつも我々人間が生活している陸上とはまるで環境が違います。
肺呼吸の出来ない場所で、自分の周り360度に広がるのは青
青
青
青
青の世界!!!
こんな世界、普段お目にかかることはまずありません。
海に遊びに出たり泳ぎに行ったりすることはあっても、海中で呼吸できるダイビングでない限りこの世界に長時間滞在することも出来ません。
僕らとは全く違う生態系が生きてる青い世界。
陸上では感じることの出来ない「非日常」を、そこでは体験することが出来ます。
ダイビングの魅力②:まるで空を飛んでるかのような浮遊感
ダイビング器材を抱えて海に潜る時、基本的に海底に着きっぱなしになる、ということはありません。
自らの浮力を調整し、海中をふわふわ浮きながら、降りたり、上がったり、泳いで進んだりします。
その際に感じる「浮遊感」が、また魅了されるポイントなんです。
これ宮古島で潜った時の写真ですが、青い世界であることも相まって空飛んでるように見えませんか?
当然ですが、本当に空を飛んでいるわけではありません。
ただその時に感じるフワフワ感と、下の方に遠めに見える海底が、自分が空飛んじゃってるイメージを湧かせます。たまりません。
これは友人に撮影されていた僕の映像なのですが、海から受ける浮力を感じながらめちゃくちゃ楽しんでおります。フワフワしてるのって感覚としてもとても気持ち良いんです。
個人的には、浮きながら下にいるダイバーさんの浮いてくる呼吸の泡を受けるのも楽しかったり。笑
こんなことを経験できるのも、この浮遊感があってこそです!
ダイビングの魅力③:ダイビングならではの冒険感
ダイビングの魅力として挙げられるものに、ダイビングでしか行けないような場所に行ける、ということ。
スリルとかではなく、その「冒険感」から来るワクワクを感じることが出来ます。
ダイビングでは、行こうと思えば水深30m以上の深さまで潜ることも出来るんですが、
浅いところであれ深いところであれ、海中ならではの様々な光景が目に飛び込んできます。
あらゆる海藻の森。
太陽光がキラキラする中の海藻の森をくぐり抜けて行ったり、
大きめのサイズで、かつ色とりどりなソフトコーラルと出会えたり。
更には、「こんなものが自然の力で作られるのか・・・!」と思ってしまう地形の数々!
こーんな迫力ある岩壁の中をすり抜けるように探検したり
先に何があるか分からない暗い洞窟を、ライトや太陽光を頼りに進んで行ったり
抜けた先がムーミンの形に似た出口になってたり
ハートみたいな形の出口になってたり
恐竜の顔みたいになってて喰われちゃったり
もはや出口どころか地形全体が芸術的で巨大なアーチみたいになってたり!
自然で形作られた様々な地形は僕らの冒険心をつついてワクワクさせてくれます。
更に、海で行けるのはこうした自然で作られた地形だけではありません。
そう、沈船です。
かつて使われていた漁船や運搬船、更には戦艦などの船は、今もあちこちに海で沈んでいます。ダイビングで行ける範囲であれば、そうした沈船に探検に行くのもまた楽しみの1つ!
こんな感じで沈船の骨組みの中を探検して行ったり。ワクワクしますねぇ!
ちなみにこの写真に写ってるのは熱海の沈船「旭16号」で、昭和初期に砂利を運ぶために使われていた全長81mのタンカーです。日本の海の沈船の中では最大級クラスと言われています。
更に沖縄のとあるダイビングポイントでは、かつて第二次世界大戦で使用されたアメリカ海軍の駆逐艦が眠っているとのこと。全長は100m超え・・・!僕もいつか必ず見に行きたい沈船の1つです。
そんなこんなで、あなたの冒険心をくすぐる、ワクワクさせくれる出会いが海の中にたくさんありますよ!
ダイビングの魅力④:様々な生き物との出会い
海中の地形や沈船だけが出会えるものにあらず!
何より忘れてはならないのが、海の中で出会える様々な生き物たち!
海の中は、当然ですが魚類をはじめ様々な生き物の居住区です。
彼らの見せる動きや表情は、僕らのダイビングライフを更に華やかにしてくれます。
色も形も大きさも様々!
そんな魚たちがだんだん群れていくと・・・
群れ群れ
群れ群れ
群れ群れ群れ
群れすごいーーーー!!!
群れすごいーーーー!!!(2回目)
チリも積もれば何とやら、小型の魚も集まればものすごいスケールの群れになることがあります。
こうした状況をダイバーは「魚影が濃い」って言うんですが、このくらい超濃度の魚影に会えるととても感動します!!
会えるのはスイミーのような大型サイズの魚群だけにあらず。単体で大型な生き物にも会うことができます。
こんな人間以上のサイズもある生き物に出会えるのが海の世界です!
まだ観たことないので写真はありませんが、千葉や沖縄の海で観れるジンベエザメは全長が最大で20mにもなるという・・・もはや想像を超えたスケールですよね!
逆に、人間の小指程度のサイズしかない小さな生き物もめちゃくちゃ魅力的です。
これみんな、人間の小指程度のちっちゃな生き物なんです。
そのちっちゃな生き物の中でも、数々のダイバーを惹きつけるのが、海の宝石と呼ばれる、バリエーション豊かなウミウシたち。
・・・・・もう、写真を載せ始めたらキリがありません。
こんな感じで形も、色も、非常に様々なんです。
おまけに彼らの活動が活発な時間帯・季節もそれぞれ違うので、同じ海を何回潜っても違う表情を見せてくれるんです。それがまた引き込まれるし、飽きない!!
あまりに引き込まれ過ぎ&生き物の写真を超高画質で撮りたいがために、一眼買っちゃったり、いいライトやストロボを揃えた結果、片手に軽自動車抱えてるかのように予算注ぎ込んだカメラを持ってくダイバーもたくさんいらっしゃいます。
もはや中毒に近いです。笑
ダイビングの魅力⑤:海を通した仲間との出会い
一番はじめに書いた通り、ダイビングは勝負を争うスポーツではありません。
それは裏返せば、「みんなで一緒に楽しむスポーツであること」を意味しています。
ダイビングは基本的に「バディ制」です。
別の方と2人1組で潜ったり、1人で潜りに行くにしてもガイドさんがついたりと、少なくとも1人きりで潜ることはほぼありません。
それは何か緊急事態が起こった時に周りに助けてくれる人がいるようにする、という安全面の理由が第一にあるのですが、海の中で起こる「非日常な体験」を、水中でコミュニケーションしながら共有したり、陸に上がった後に一緒に話せる仲間がいることも意味しています。
そこを通して人との輪が広がっていって、次は一緒にあそこへ潜りに行こうよ、ていう会話と、ダイビング仲間が増えてくのがまた楽しいんですよね!
そうやって出来た仲間に、ダイビング本数記念や誕生日をお祝いしてもらったり
何よりそうして出来た仲間と飲むお酒はめっちゃ美味しいです!!
こんな感じで、ダイビングという「非日常な体験」を通して、普段とは一風違う新しい人々との出会いもまた、ダイビングの魅力の一つです!
でも、ダイビングって、始めるの難しそう。
ここまでダイビングの魅力をガツガツと書かせていただきました。書いたもの見直すと「いや魅了され過ぎだろ」と自分で思うほどに書きまくりました。笑
ここまで読んでいただき、ダイビングについて興味を持ってもらえたら非常に嬉しいですが、同時に「でもさ、始めるの大変なんでしょ?」と思われてる方もいらっしゃるかもしれません。あるいは「そもそもどう始めればいいのか分かんないよ」って方も。
そんな方向けに、ダイビングに関する情報の調べ方や実際に始めるときの手順を書いた記事がありますので、こちら是非ご参照ください(^^)
沖縄まで行かなきゃ始められないんじゃないの?
そんなことはありません。
もちろん日本のダイビングにおいて沖縄はめちゃくちゃメインどころなのは確かなのですが、海に囲まれた島国であるここ日本、本州はもちろん、北海道にも潜るポイントはあります!
ここまでたくさんの写真を載せてますが、そのうち沖縄で撮った写真は半分程度です。
僕の場合、これまで潜ってきた中でかなりの本数のシェアを葉山が占めているのですが、そこは東京から電車・バスで1時間半ほどで行けるダイビングポイントになります。
更にダイバーの聖地と言われるのが静岡県、伊豆!伊豆半島をぐるっと囲む形でたくさんのダイビングポイントがあります。更に伊豆諸島と呼ばれる、東京の離島の数々・・・あぁ、挙げればキリがないです!!
これまで潜ってきたところは別の記事でもたくさんアップしています!この記事の最後の方に載せていくので、是非読んでみて、イメージを湧かせてくださいね♪
器材は揃えてく必要があるの?
必要ありません。
器材は大半がその場でレンタル出来ます。
ダイビングの器材って全て揃えようと思ったら、さすがに結構な額しちゃうんですよね。ダイビングを始めようかどうかという段階から、それらを全て揃える必要はありません。
「あ、この趣味は、長く続けるかな」と思えたタイミングで買い始める、とかでいいのではないでしょうか(^^;
結構お金かかるんでしょ?
安くはないです。高過ぎでもないけど。
確かに他のアクティビティと比べると、気持ち高めではあります。体験ダイビングで9,000円〜15,000円、ライセンス講習が54,000円〜80,000円、ファンダイビングが15,000円〜25,000円くらいな価格帯イメージです。
とは言っても、例えば自動車免許をとるために掛かる講習代みたいに、いきなり数十万かかるような貴族スポーツではないです!月1回、頑張って2回やる分には、長くキープして続けられるアクティビティだと思っています。
でも、ダイビングって怖そう。
ここまで読んでいただいた方は、かなりダイビング興味を持ち始めてる方なのではないでしょうか?
ただ、どこか拭えない不安というのはあると思います。「やっぱりダイビングって怖いんじゃないの?」という不安。
この点もある程度書いていこうと思います。
やっぱり事故は起こるんでしょ?
起きてはいます。確率はめっちゃ低いですが。
「起きてないよ!100%安全だよ!」はさすがに嘘です。普段とは全く違う環境を使ったアクティビティなので、リスクはもちろん存在します。
ですが、事故る確率は限りなくレアです。以前、ここ数年のデータをもとにダイビングで事故に遭う確率と交通事故に遭う確率を調べてみたのですが、交通事故に遭う確率より125倍でレアという計算になりました。
もちろん、レアとは言ってもゼロではありません。ですが、リスクを限りなく下げることは全然可能です。
例えば健康状態をちゃんと整えたり
当日の天候を1週間or3日前くらいからちゃんとチェックしたり
ダイビング中はむやみに生き物を追いかけたり、ガイドさんの目の届かないところまで調子乗って行っちゃうとか、敢えて危険を伴いかねない行為をしないように気をつけたり。
減圧症にならないようにダイビング直後に飛行機に乗ったりしないこと。
そもそもダイビングは無理をするスポーツではないので、こうした事項やガイドさんの言うことをきちんと守っていれば、事故に遭う確率は格段に低いです。
泳げないと、出来ないんじゃないの?
出来ます。
水泳が苦手な人がよく挙げる「足がつかない」とか「息継ぎがうまく出来ない」とか「手足をうまく使えない」といった要素は、ダイビングではほとんど関係ありません。
なので「私は泳げないから無理だろうな」とは思わず、体験してみてください(^^)
サメがいて危ないんじゃないの?
サメのリスクは超低いです。
これまでの歴史でサメが人に襲われたケースは確かにありますが、レジャーのダイビングで人が襲われたというケースは、日本では1件も報告されておりません。
そしてこれが最も大事なことなのですが、
ダイバーにとって、サメは観に行くものです。
ダイバーにとって
サメは
優雅で綺麗なフォルムを持っているため
観覧対象であり
時にはこうしてたくさんの数が集まってきて
囲まれ
囲ま・・・
あーあーあー
あーあーあーあー。
こんな物凄いわちゃわちゃしたサメの楽しみ方も出来れば、
美しいフォルムのハンマーヘッドシャークがたくさん流れていくハンマーリバーを鑑賞する、という楽しみ方も!!
ダイバーにとってサメは、究極の観覧対象、エンターテイメントなんです。
これまでのダイビングログ
さて、語ってるうちに随分長い記事になってしまってますね!笑
前述した通り、日本で潜れるところは沖縄に限らず、いっぱいあるんです!
せっかくなので、これまで僕が潜ってきたところの記事をここにズラっと載せていくので、気になるポイントがあったら是非参考にしてください!!これまでの僕の冒険録です。笑
関東(東京の離島含む)
静岡:伊豆半島と周辺
九州
沖縄
海外
まとめ
ここまでダイビングの魅力について、ズラっと書かせていただきました!!
皆様、いかがでしたでしょうか?ダイビング、やりたくなってきましたか?
こう書いてきましたが、僕もまだまだダイビングの知らない魅力、世界がたくさんあります。
何せ、これまで僕がダイビングしてきたのは175回ですが、世の中には300、400、或いは1000回を超える回数もぐり、国内外の海を満喫してるダイバーさんがたくさんいらっしゃるんです。まだまだ知らない世界があるんです!!
なので、ダイビングを一緒に、もっともっと楽しんでいくための同志を募集しております!
皆さんも、潜りに行きましょう!
いや、潜りに行こうぜ!!
Let’s Dive!!!
お読みいただき、ありがとうございました!!
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