こんにちは!ダイバーラウンジです。
6月末になりますが、ダイビング器材の老舗ブランドでもあるアクアラング(AQUA LUNG)がHEADグループに買収された、というニュースが発表されていましたね!
アクアランググループがHEADグループ傘下に。注目集まるブランド融合の行方
2025年6月27日、HEADグループがAQUALUNGグループの買収を正式に発表した。経営破綻により管財人の管理下に置かれていたAQUALUNGグループを、HEADグループが救済入札で落札。これにより、MARESやSSIなどをすでに抱えるHEADグループに、AQUALUNG(アクアラング)、APEKS(エイペックス)、AQUASPHERE(アクアスフェア)といった象徴的ブランドが加わることになる。
(中略)
HEADグループがウォータースポーツ分野で存在感を強め始めたのは今に始まったことではない。1971年にはMARESを、2014年にはSSIを、2020年にはZOGGSをそれぞれ買収し、それぞれのブランドはグローバル市場で飛躍的に成長してきた。
※オーシャナ記事より抜粋
- そもそもアクアラングが経営破綻していたこと
- HEADグループがウォータースポーツに注力していたこと
- HEADグループが既にMARES、SSIを抱えていること
などなど、いくつかのビックリ要素が重なった大ニュースだったと思います。追っかけられてなかっただけな気もしますが・・・汗
この記事では「そもそもHEADグループって何や?何でそんな大型買収出来るんや?」とか「アクアラングそんなヤバかったの?俺カルムお世話になってまっせ?」とか「この買収で何か変わるんか?ダイビング業界変わるんか?おぉ?」的な箇所を掘っていこうと思います。
HEADグループ
しかし改めて、ビックリでしたよね、このニュース。
記事によると、HEADグループ側が提案した救済パッケージには5,000万ユーロを超える緊急資金の投入が含まれているとのこと。5,000万ユーロって・・・1ユーロは170円として・・・約85億円!!!?
そんな大金を出せちゃうHEADグループとは何者か、に関してまずはスタートです。
このマークとロゴ、特にテニス経験者の方は見たことがあるのではないでしょうか?
それもそのはずで、HEADはテニスの分野、特にテニスラケットにおいて非常に有名なブランドです。

テニスラケットって今でこそカーボンファイバー(炭素繊維)という軽い素材で作られたラケットが主流ですが、そこに至るまでには木製ラケットに始まり、金属製に進化し、最終的にカーボン製になった、という歴史があります。
その金属製の中でも世界で初めてアルミ製のテニスラケットを製造したのがこのHEADなのです。
今ではもはや伝説級の選手であるノバク・ジョコビッチや、現在男子世界ランキング1位のヤニク・シナー、現在女子世界ランキング2位のココ・ガウフ、昨年ウィンブルドンを制したバルボラ・クレチコバ、などなど世界トップクラスのプロテニス選手がアンバサダーを務めています。

そのインパクトたるや凄まじく、3月に発表したプレスによると、2024年のテニスラケットの市場においてはイタリア市場の約40%、オーストリア市場に至っては60%以上など、ヨーロッパの市場のトップシェアを誇っています。ボールやガットなどのテニス用品も同様に人気。
そんなテニス分野で鬼強いHEADグループの始まりは1950年までに遡るのですが、意外にもテニスラケットではなく、スキー板の製造がスタートとなっています。

それまで木製のスキー板が多かった時代にメタル製のスキー板を開発して以降、HEADグループはまずスキーブランドとして登場しました。現在でもウィンタースポーツに精力的に取り組んでいます。
そして1960年代からテニスの分野に進出し、今はヨーロッパ市場でゴリゴリやりながらでっかくなって今に至る・・・といった感じです。
さらにラケット競技で言えばここ最近流行り始めているパドルテニスやピックルボール、スカッシュといった競技のラケットやアクセサリーも展開しております。
そしてウォータースポーツにも進出・・・と、なかなかに手広くやっているブランドがHEADグループなのです。
どのくらい大きいグループなの?
テニスやスキーなどのスポーツで世界に展開するHEADグループ、じゃ実際どのくらい儲かってる企業なのか?という点についてです。とはいえ、最近のデータが無くて実態よく分かんないんですよね・・・
HEADグループの経営権って75年の歴史でくるくると変わっておりまして
- 1969年:ボウリング事業をメインとするAMFに買収される
- 1985年:投資家ジェイコブズ氏の持ち株会社ミンスターにAMFが買収される
- 1989年:HEAD, TYRORIA, MARESがそれぞれの経営陣により買収され、HTMとして再始動
- 1993年:タバコ事業をメインとするオーストリアのAustria TabakがHTMを買収する
- 1995年:スウェーデンの投資家ヨハン・エリアシュ氏がオーストリア政府の協力の下にHTMの経営権を握る
- 2000年:HTMがHEAD N.V.となって上場、ウィーン証券取引所とニューヨーク証券取引所で取引される
- 2013年:上場廃止、プライベートカンパニー化
てな感じで、実はこのグループ、現在は上場しておりません。
上場していないとなると業績を公に発表する必要は無くなるので、ここ最近の業績を簡単に知ることは出来ません。ただ上場してたギリギリまでの2014年の業績を調べ出すことは出来ました。

損益計算書見っけた!バランスシート(貸借対照表)もある!
いくつかの項目をピックアップすると
- 年間売上は約3億7500万ユーロ(約638億円)
- 営業利益は約1,356万ユーロ(約23億円)
- 純利益は約284万ユーロ(約4.8億円)
- 運転資本は約1億5600万ユーロ(約265億円)
- 純負債は約1億ユーロ(約170億円)
てな感じで2014年時点の業績は「ちょっと負債大きくなっちゃってるけど売上と利益は順調に成長して規模大きくなってるぜ!」的な所感でした。
HEADと似たような企業といえば日本で言えばヨネックスが思い当たりますが、ヨネックスの2014年度の業績を確認したところ年間売上は約476億円、営業利益約21億円でした。割と同じような規模ですね。
あのヨネックスくらいのでかい規模の企業がテニスやウィンタースポーツを中心にヨーロッパの市場でバリバリやってる、くらいのイメージで良きかと思います。
ちなみにヨネックスの直近2024年度の業績を見ると、オリンピックの後押しもあって2014年度と比べて売上3倍以上、営業利益6倍以上のお化け業績でした。HEADも見えないところで10年前から更に業績化けたりしてるんだろうか。
ウォータースポーツへの進出
テニスやウィンタースポーツでバリバリやってるHEADグループが、ダイビングをはじめウォータースポーツに進出したのはここ最近の話ではありません。
AMF傘下にいた1971年というそこそこ昔の時代にはMARESを買収しております。
MARESは1949年にイタリアのルドヴィコ・マレスによって誕生したダイビング器材のブランドです。当初は水中銃の製造から始まったそうな。
ちなみに僕のキャリーバッグはMARES製です。お世話になっております。
以前書いた使ってるダイビング器材アンケート記事ではMARES製のレギュレータを使ってる人が多かった印象もあります。
そんなMARESは創業者のルドヴィコ氏の引退に伴い1971年にAMFに売却され、その時同じAMF傘下だったHEADやTYRORIAとHTMグループを作る・・・という流れになっております。HTMのMはMARESのMってわけです。
で、更にウォータースポーツ進出の勢いを強めるHEADグループが2014年に更に買収したものがあります。
それがSSI(Scuba Schools International)。器材ブランドではなく、指導団体です。

SSIは1970年にロバート・クラークという元々ダイビング器材を販売していた人物によってアメリカ合衆国コロラド州で設立された指導団体です。よく聞くPADIやNAUIといった指導団体より後に出来た指導団体ですが、拠点の数は既に3,500を超えているなど、なかなか規模の大きさ。
なんと買収されて以降はヨーロッパでNo.1の認定機関になっているのだとか。
そして2016年にはリブリーザーを専門とするrEvo、2019年にはダイブクルーズなどをオンラインで予約できるLiveAvoard.com、2020年にはスイムウェアやゴーグルを展開するZOGGSを買収するなど、ここ数年はさらに破竹な勢いでウォータースポーツに進出してきております。
そんな流れで、今回財政破綻していたアクアラングの買収に至ったのでございます。
アクアラングの現状
ウォータースポーツに更に攻め込む一環として今回HEADグループに買収されたアクアラング。ダイバーにとっても慣れ親しんだブランドの1つであるアクアラング、そもそも一体どんな状態に陥っていたのでしょうか。
アクアラングのおさらい
まずアクアラングというダイビング器材のブランドについておさらいしましょう。
アクアラングというブランドが始まったのは1943年。
フランスの海軍将校であるジャック=イヴ・クストーとガスメーカーであるエア・リキードのエンジニア、エミール・ガニヨンの2人によって開発されたダイビング器材に「水中の肺」という意味の「アクアラング」という名前が付けられています。世界で初めて登場したダイビング器材と言えます。
これにより当時軍人がメインで楽しんでいたダイビングが一般の人々にも広まるようにもなり、今のようなダイビングスタイルに大きく変化していきました。今我々がダイビングを楽しめているのも全てはこの器材の誕生から。偉大なブランドなのです。
有名なのはダイビングコンピュータのカルムやカルムプラスのシリーズ、BCDのAXIOM i3といったシリーズでしょうか。
さらにアクアランググループにはいくつかのブランドが傘下にあります。
その1つがApeks。北イングランドで1970年に始まったブランドで、特にテクニカルダイバーに評価の高い器材ブランドです。
2021年〜2023年のアクアラングの惨状
ダイビング器材なるものを初めて生み出した偉大なブランドであるアクアラング。
そんなアクアラングが、知らないうちに財政破綻にまで至っていたとは・・・冒頭の記事でも「経営破綻により管財人の管理下に置かれていた」と書かれているので、もう随分前からヤバイ状態だったことを表しています。
Aqualung Can’t Pay Its Debt While The Scuba Diving Equipment Market Is Up 7.5% & Scubapro, 13.7%
この記事に詳細がレポートされていたのですが、2021年度が終わった時点でアクアラングの負債はEBITDAの13.6倍にあたる7,400万ユーロまで膨れ上がっていたとのことです。えーとつまり・・・約126億円の借金ってことですね。
※EBITDA・・・営業利益に減価償却費を足したもの。その企業の長期的な「稼ぐ力」を示す、と言われているもの
ざっくり言えば儲けの13倍以上もの借金を抱えているということで、一般的にはこの倍率が3-4倍超えてたら財政難だよね、と言われてる指標を遥かに超えた状態・・・つまりはスゲーやばいということになります。
そんな惨状を鑑みたフランスの裁判所が2022年6月に「負債やばいよ4ヶ月以内にどうにかしなさい」とアクアラングに通達。それに対してアクアラングは4ヶ月経っても解決策を見出せず、株主総会も開けず・・・と、もう何だかしっちゃかめっちゃかな状態に見えます。
なんでこんな状態に?
ここまでひどい状態になったきっかけの1つが2020年〜2021年のコロナウィルスの大流行によるダイビング器材の売上減・・・なのですが、この時期はアクアラングだけではなくダイビング器材ブランド全員がダメージを受けてます。なのでこれだけの状態になるには他にも理由があります(現にScubapro辺りは元気に復活しております)。
理由を一言で言えば・・・運が悪すぎた。
アクアラングは元々開発者の1人であるエミール・ガニヨンが所属してるエア・リキードの傘下として運営されていました。エア・リキードはフランスのガスメーカーです。
ところが月日が経ち、アメリカ大陸進出を目論んだエア・リキードは、アメリカの大手のガスメーカーであるエア・ガスの買収を目論みます。相手も大手ということもあり、1兆円規模の資金が必要というかなりのビッグ・ディールです。
その資金集めの一環として、2016年にエア・リキードがアクアラングを売却します(この売却された年が重要)。売却先はモンタギューという名前の、フランスのプライベート・エクイティ・ファンドです。
プライベート・エクイティ・ファンドが何する団体かって言うと、まだ上場してない会社を買い、上場したり他の会社に高く売ることで利益を上げて儲ける、といったことをするファンドを指します。ちなみにオリンパスの映像部門(TGシリーズが含まれる)の売却先もベインキャピタルという名前のアメリカのプライベート・エクイティ・ファンドです。
買った会社をどう高く売るのかと言えば、余分だなと思った部門から人員整理するなどコストカットしたり商品の単価を上げたりという、いわゆる「ザ・経営」的なことをやっていくパターンがほとんどです。
モンタギューもご多分に漏れずアクアラングに「ザ・経営」をやって5年後に高く売ろうと模索するのですが、それ以前にアクアラングを買収する時に「レバレッジド・バイアウト」という手法を取っています。これが後にアクアラングを苦しめることになります。
レバレッジド・バイアウトが何かって言うと、会社を買うために借金すると言うやり方です。自分たちが持ってる資金だけでなく、買収先の価値を抵当にお金を借り入れ、売却する時に一緒に返す、という流れ。
1万円の物を買う時に500円だけ払って他の9500円は借り入れ、後にそれを2万円で売った時に借金の9500円返しても1万円儲けられる・・・って言うのと基本的には同じ算段が使われています。
モンタギューはこの手法を通して1億2000万ユーロ(約204億円相当)をいくつかの銀行から借り、5年後にアクアラングを高く売る算段で買収を進めました。
ここで振り返るのですが、買収した年は2016年と先程書きましたよね?そこから5年ということは・・・つまり2021年です。

はい、つまり新型コロナウィルス大流行の真っ只中ということになりますね!
「ザ・経営」をやって企業体質も良くなったし売上も利益も上がって企業価値も上がるだろ!て思ったらコロナによって売上も利益も逆に下がってしまうという事態に発展してしまいます。
ただでさえ「アクアラング、良い会社だから高く売れるぜ!」と多額の借り入れまでして買ってしまっている矢先、ここへ来てアクアラングの企業価値が上がらず高く売れないかもしれない・・・どころか資金繰りがうまくいかないという状態。あれ、つまり銀行から借りたお金もちゃんと返せないかもしれない・・・?などなど作戦が裏目に出て非常にまずいことに。
先程「ここまでひどい状態になったきっかけの1つが2020年〜2021年のコロナウィルスの大流行によるダイビング器材の売上減」と書きましたが、アクアラングはこのダメージを最悪な状況で喰らう羽目になったということになります。なんとも不運過ぎるぜ。

逼迫したアクアラングはフランス政府からビジネスローンを借り入れたり、政府の命令によってモンタギュー自体が新たに資金投入したりして急場を凌ごうとしますが、何せ「ザ・経営」によってカット出来るコストはカットしてしまってるアクアラングに出来ることは物凄く少なく・・・と、まぁ踏んだり蹴ったりで詰んでる状態となって今に至るというわけです。
この買収で何が起こる?
そ〜んな無茶苦茶な状態となって結局今年5月には経営破綻となり管財人の管理下に置かれていたアクアラング。「誰か買収してくれない?」と募集したところ、HEADグループが名乗りを上げた、というのが今回のニュースの展開です。
さてさて、この買収劇によって、今後何か起こるのでしょうか?
最後にざっくり推測的なことを書かせてください。大したことはありません^^;
アクアラングの名前は残る?消える?
ひとえに「買収」と聞くと、買収された会社が買収した会社に乗っ取られて、名前も文化も全部消えてく・・・みたいな展開が小説とかで登場したりします。現実世界でも買収された会社は名前が別名に変わるケースはたくさんあるし、逆にそのまま残ってるパターンもあります。今回のアクアラングの場合はどうなるのでしょうか?
ここでHEADグループが買収にあたって提示した「救済パッケージ」について確認してみます。いくつかの記事によると、
- 5,000万ユーロ以上の緊急資金の投入
- フランス・イギリス・メキシコの生産拠点の維持と拡大
- 数百人の社員の雇用維持
- アクアラング、Apeksのブランド維持と発展
- 大きなシナジー効果を見込んだ包括的な統合計画を進行
- 軍事・プロフェッショナル部門の強化
5,000万ユーロの緊急資金の投入は冒頭でも書きましたが、他にも色んな計画が救済パッケージに含まれていますね。その中でもHEADグループは今回の買収にあたり、アクアラングのブランドは「残す」と明言しています。
なので、すぐにアクアラングの名前が消える、などの事象は発生しないと考えて良さそうです。
一部の記事によれば、そもそもアクアラングは今でも800人の社員を抱え、売上は推定年間2億ユーロ(340億円相当)。コロナの煽りも受けた上に件の「ればれじなんちゃら」で多額の負債を抱え込む羽目になりましたが、アクアラングというブランドが作り出した器材そのものの価値・評判は下がっていないように思えます。
つまり負債体質さえどうにかすれば再生の可能性はしっかりあるわけで、今回の緊急資金の投入もその体質解消の意味合いがありそう。となると、わざわざアクアラングの名前を消して再生するメリットはあまり無いように思えます。
それにやはりダイビング界隈における「アクアラング」という名前の重要性を考えると、リリースの通りブランド名は残していく形で展開するんだろうなぁとは思っています。何だかんだ1971年に買収されたMARESも、名前そのまま残して50年以上ずっとやっていってるわけですしね。
何か変わることはある?
今回の買収によって生産拠点も雇用も継続され、アクアラングという商品もブランドもそのままで守られるのであれば、アクアラングファンからしたら普通に嬉しいニュースですよね。
では、逆に何か変わることはあるのでしょうか?
前述の通り、HEADグループは既にMARES、SSI、rEvoなど、ダイビングにおける器材ブランドや指導団体を既に抱えています。今回アクアラングを加えたことで、何かしら新しいシナジーが起こってもおかしくなさそうな陣形です。
現に救済パッケージの中でも
大きなシナジー効果を見込んだ包括的な統合計画を進行
って書いてるので、この計画が何なのかとても気になりますよね。
これまでも、HEADグループの傘下でMARES、SSI、rEvoが同じグループになったことで新たに産まれた器材やプログラムがあります。何個か例を挙げると
- MARESとrEvoが共同でリブリーザー「HORIZON」を開発
- その「HORIZON」を使用したSCRダイビング・コースをSSIで開催
- SSIに登録しているショップ向けに、MARESの商品を一定金額以上購入することで「器材テクニックガイド」を無償提供するSAFER THAN HOMEキャンペーンを展開
などなど、色んな取り組みが実施されております。
2つの器材ブランドが共同で新しい器材を開発したり、同じグループのブランドの器材を活用した講習を受けられたりとか、器材ブランドと指導団体が一緒になるとダイバーにとってメリットが大きそうな取り組みがたくさん可能になる感じがします。
ここに更にアクアラングが加わるとなるとどうなるんだろう。ここ最近SSIの勢力は日本で拡大しているとも言いますし、MARES製だけじゃなくアクアラング製の器材を使った講習が増えたりしたら、より広いダイビングスキルの向上、果てはより安全なレジャーダイビングに繋がりそうで期待感ありますね^^
救済パッケージには「軍事・プロフェッショナル部門の強化」と記載されていましたが、アクアラングが元々強いとされている軍人・プロ向けの器材開発を、rEvoのリブリーザーの技術とかも導入して更に強くする狙いもあるかもしれません。この辺りは素人ダイバーにはなかなか把握しきれない領域になりますが、いつかその目論見がお目見えする日もそう遠くないのかも?
いずれにせよ、指導団体と器材ブランドが組み合わさった経済圏が、アクアラングが加わることで更に強化される可能性はとても高そうです。我々ダイバーにどんな恩恵として振ってくるのか、今から期待ですね!
今後の動きに期待!
今回のアクアラング買収のニュースを改めて掘り直してみると、買収時の戦略失敗によって借金地獄で首が回らなくなっていたアクアラングを、名前をそのまま残して助けて更に強くしようというHEADグループの狙いを感じたと同時に、ダイビングの世界においては割と良いニュースなのではないかと思えました。良かったねアクアラングさん、といった面持ちです(何様だよw)
一方でHEADグループが書いていた「大きなシナジー効果を見込んだ包括的な統合計画」なるものが一体どんなプランなのかとても気になります。
HEADグループは恐らくダイビング器材ブランドと指導団体を同じグループに抱える唯一の組織です。そこに今のダイビングの世界を生み出したと言っても過言ではないアクアラングのDNAが組み込まれることで、一体どんなシナジーが発生するのか、今後の動きに期待ですね。
いや〜それにしてもまさかアクアラングがそんな状況にさらされているとは全く知りませんでした。アクアラングって常に一定した人気があるイメージだったし、BCD・キャリー・ダイコンのどれかを持ってるダイバーさんを割と高い確率で海で見る気がするし。やはり(特に日本での)ダイバー間の人気度合いとマーケットの現状は連動しないですね^^;
てなわけで、今回はここまでです!
お読みいただき、ありがとうございました^^

























