ダイビングライセンスについて 〜Cカードによって潜れる深度が違います〜

まだまだ深い。ダイビングライセンスの話。

前回の記事では、
ダイビングライセンス(Cカード)がそもそも自動車免許のそれとは違い、法律に則ったものでもなければ公的機関が発行しているものでも無い、という話をしました。

ここではもっと詳細な話、取得に必要な時間とお金だったり、取得できるライセンスの種類、などと言った話ができればと思います。

ダイビングライセンスを取るのに必要な時間とお金。

ダイビングライセンス(Cカード)の取得。
言葉にすれば簡単ですが、実際問題どのくらいの手間暇がかかるのか・・・?

 

そもそも何歳から取得できるの?

例えば、普通自動車免許は18歳から取得できるようになりますよね。ダイビングライセンス(Cカード)にも同じような年齢制限などあるのでしょうか・・?

それが、実はあります。
主要な指導団体では大体15歳以上を、一般のダイビングライセンス(Cカード)取得可能な年齢制限として設定しています。

※厳密に言えば、10歳以上からライセンスを取得することは可能です。ただ、この場合はジュニアダイバーコースとなり、親や保護者、または成人のダイバーと一緒であれば潜って良いという、ジュニアならではの制限付きのライセンスになります。

 

取得するのにどのくらいお金かかるの?

※ここからは、主に初めてダイビングライセンス(Cカード)を取得しようとしている段階での話となります。

気になる費用の話ですが、
これはダイビングライセンスを発行する指導団体や、講習を受けるショップでの価格設定によりけりです。

例えば、僕は葉山のダイビングショップにてPADIが発行するダイビングライセンスのうち、オープン・ウォーターとアドバンス・オープン・ウォーターのライセンスを取得しました(どちらも後述します)。

その際の講習に要した費用は大体5万円前後と言ったところでした。これには

  • スキル講習のためのダイビング(4、5本)
  • 知識学習のためのテキスト・講習
  • ライセンス発行に必要な費用

などが含まれています。

周りで聞いている限りですと、大体5〜7万円辺りが費用の肌感なのではないかと思います。

それなりの値段しますが、自動車教習みたいにウン十万円かかるのと比べたら・・・安上がりかなと(笑)

 

取得するのにどのくらいの時間がかかるの?

これもよりけりな話にはなるものの

  • スキル講習のためのダイビング(4、5本)
  • 知識学習のためのテキスト・講習:2日

・・・って考えると、1日に2本のダイビングを限度とするなら大体4〜5日を見とけばいいのではないかと思います。

僕もお盆三が日のお休み+1日で取得してしまいました。

人によってはまとめた休みを取れないという方もいらっしゃると思うので、仮に毎週休日の1日を講習にあてるようなスケジュールで行けば、大体1ヶ月〜1ヶ月半くらいを目安と考えれば問題ないかと思います。

 

取得した後は、更新が必要なの?

自動車免許だと、毎三年は更新が必要になりますよね?

ですが、ダイビングライセンスにはそう言った更新期限が決まっておりません。つまり、1回持ってしまえば、一生どこでも使用できるライセンスになるんです。

ただ、いくら更新不要とは言っても、数年ほどサボっていきなりライセンス持ってどこかの海に潜りに行く・・・というのも、色々忘れてそうで不安になりますよね。なので何だかんだ、定期的に海に出かけて行き、ダイビングに関するノウハウを忘れないようにしておくのは大事です。

 

無くした場合はどうすればいいの?

まず、
無くさないことが、
大前提です(笑)

その前提の上ですが、再発行は可能です。

ライセンスを取得したショップでお願いするか、指導団体に直接お願いする形で自分の登録した情報を教え、再度発行してもらうような流れになります。指導団体によりますが、再発行には大体10日前後と、それなりの日数かかってしまいます。

なので、いざダイビングの準備を始めてみたらライセンスが無かった!という事態に陥らないように、自分のライセンスの在り処は常にしっかり把握しているのがベストです。

 

ダイビングライセンスの種類

ダイビングライセンス(Cカード)には、段階によっていろんな種類が存在しています。

ここでは、前回お伝えした代表的な指導団体、PADI・NAUI・CMAS・SSIが発行しているライセンスで、かつアマチュアのレベルで取得可能なダイビングライセンスの種類について見ていこうと思います。

 

初心者が取得するダイビングライセンス

体験ダイビングから卒業し、あらゆる海で潜れるようになる第一歩!1番はじめに取得できるダイビングライセンスについてです。

これなんですが、指導団体によって微妙ーーーに呼び名が違います。

  • PADI・CMAS・SSI:
    オープン・ウォーター・ダイバー
  • NAUI:
    スクーバ・ダイバー

・・・と、NAUIだけ違う呼び名を使ってますが、大体はオープン・ウォーター・ダイバー(OWD)として知られているダイビングライセンスになります。

<どこまでのダイビングが可能になるのか?>
オープン・ウォーター・ダイバー(OWD)のダイビングライセンス(Cカード)を取得すると・・・

  • インストラクター帯同を条件に世界中あらゆる海でダイビングが可能になります。
  • 18mまでの深さの海でダイビングができます。
  • ダイビングに必要な器材の基本的な扱い方がわかるようになります。

・・・・などなど、ファンダイビングを申し込むために必要なノウハウをライセンスと共に習得することが出来ます。

※そもそも「ファンダイビング」って何?という方はこちら

 

ディープダイブが可能になるダイビングライセンス

さて、オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスを取得すると、大体すぐ次のレベルのライセンスをすぐ取得するよう、ショップやベテランダイバーさんからオススメされるパターンが多いです(笑)

この次レベルのライセンスですが、これも2種類呼び名があります。

  • PADI・CMAS・SSI:
    アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー
  • NAUI:
    アドバンスド・スクーバ・ダイバー

と、この辺りになりますが、大体「アドバンス持ってる?」とか聞かれたらこのライセンスのことだと思って間違いないかな、と。

<どこまでのダイビングが可能になるのか?>
アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOWD)のダイビングライセンス(Cカード)を取得すると・・・

  • インストラクター帯同を条件に世界中あらゆる海でダイビングが可能になります。
  • 30mまでの深さの海でダイビングができます。
  • ボートダイブ・ナイトダイブなどが出来るようになります。

・・・・この通り、アドバンスド・オープン・ウォーター(AOW)のライセンスを取得すると、オープン・ウォーターから更にディープな世界のダイビングを楽しむことが可能になるんです。

18mと30mって、言葉で書くと簡単ですがかなりの違いがあります。まず30m付近までたどり着いた場合、ほぼ海面が見えません。それだけ深く静かで、ロマンに溢れた世界なんです。

また沖合まで船を出してそこからダイビングするボートダイブ、夜に海に入るナイトダイブなど、オープン・ウォーターのみだとやらせてもらえなさそうなダイビングも、アドバンスであれば誘ってもらえる可能性大です!

何だかんだ、僕もダイビングにおいて本当の冒険を感じる機会はアドバンスを取ってから感じる機会が増えたので、ここまで取得することは個人的にもオススメです。

 

人を助けるための技術を学べるダイビングライセンス

ここからは少し難易度が高まっていくダイビングライセンスになります。

アドバンスを取った後に取れるライセンスで、ダイビング中に起こる不測の事態・トラブルについて学び、未然に防いだり、発生した後にすぐ対処するためのノウハウを学ぶためのコースがあります。

これは指導団体で呼び名で特に違いなく、レスキュー・ダイバーと銘打ったダイビングライセンスです。

<何が可能になるのか?>
このコースでは・・・

  • ダイビング中の不測の事態・トラブルに関する知見を深めることが出来ます。
  • トラブル防止・トラブルが起きた時の対処法について学ぶことが出来ます。
  • 他のダイバーの救助・救出方法について学ぶことが出来ます。

このように、「レスキュー」と名打つだけあって、特に周りの人を助けるために必要なノウハウについて学ぶことができるコースです。ライセンスを取得している、ということはそれらのノウハウが身についている方ということでもあるので、より信頼度が高まります。

 

これを取得したあなたは、ほぼダイビングのマスター?

オープン・ウォーターやアドバンス・オープン・ウォーターに関しては、基本的に「インストラクター帯同付きならどの海でもダイビングしていいですよ」と認められた証になります。

一方で、「インストラクターではないけど、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識やノウハウはマスターしてるから、インストラクターなどのプロを目指していいんじゃないでしょうか」と、認めてもらえるライセンスがあります。

アマチュアで取得できるライセンスとしては最高峰で、マスター・スクーバー・ダイバーと呼ばれます。

ダイビングに関する知識やノウハウを、基本的な事項から安全に関すること、あらゆる事項を最高レベルで取得し終えている、という証になるので、持っていたら周りから間違いなく信頼されます。間違いなく。

 

まとめ。

オープン・ウォーター・ダイバー。
アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー。
レスキュー・ダイバー。
マスター・スクーバー・ダイバー。

様々な種類のダイビングライセンスが存在しています。

そして取得していけばいくほど、ダイビングの奥に隠された魅力などがますます分かって行くようになると思います。

僕もいずれレスキュー取得したいなぁ。

ではでは!

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