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【マスククリア、レギュレーターリカバリー、etc】動画を見て学ぼう!PADIのダイビングスキル動画集

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最近ダイビング指導団体のPADIがHow toシリーズと称して、
ちょこちょこダイビングのスキルに関する動画をアップしております。

今のところ3つアップされているのですが、凄く参考になる動画ばかりです。

Twitterのタイムラインでそのまま流れていくのももったいない気がしますし、せっかくなのでこの記事でまとめていこうと思います。

マスククリア

まずは、マスククリア
マスクの中に海水が入ってきた時にどうやって抜き取るのか、というスキルで、OW(オープン・ウォーター)のライセンス講習で必ず行うスキル実践になります。

動画内の英語で書かれてる内容を順番で訳していきますね。

 

① マスクの上部を持ち上げて、少しずつ海水で満たしていきます(コンタクトをはめてる場合は、目を閉じてやって下さい)

② 両手の人差し指を使って、マスクの上部を密閉してください

③ マスクの下部を持ち上げて上を向き、鼻から息を吐き出します

※ まだ水がマスク内に残っているようであれば、もう1度吐き出しを行なって下さい(髪がマスクに引っ掛かってないかも注意)

 

・・・・とまぁ、こんな形です。
マスククリアを経験したことある方であれば、全て聞いたことのあるプロセスではないでしょうか?

普通に潜ってても気づいたら髪の毛が挟まってたりして海水が入ってくることもあるっちゃあるので、いざって時に本当に役立つスキルだと思っています。

 

レギュレーターリカバリー

これもオープン・ウォーター講習でやる奴ですね。レギュレーターリカバリー。レギュレーターが口から離れてしまった時に、口に戻していくやり方です。

これも訳していきます。マスククリアと比べてプロセス多め。

 

① 息を吸います

② レギュレーターを口から外します(フワフワ流れていかないように下に向けてください)

③ 小さな空気泡を吐き出し続けてください(息は絶対止めないように)

④ レギュレーターを肩の後ろの方にトスしてください

⑤ 右腕を前方に上げてください

⑥ 太ももの方に向けて右腕を下に振ってください(この時、体を右に傾けます)

⑦ 右腕をそこから外側に回し、再び前方に持ってきてください

⑧ レギュレーターはあなたのその右腕にひっついています

⑨ レギュレーターを口に戻してください

 

以上になります。

上記のやり方もそうなのですが、動画上でこのスキルをやってる間、この女性がどういう姿勢になっているのかも結構ポイントだと思っています

あと講習では、このリカバリーと同時にレギュレーターに入っちゃった海水を吐き出すレギュレータークリア、と言うのも勉強します。

 

ジャイアントストライドエントリー

船の後ろから大股で海に飛び込む形でエントリーするジャイアントストライドエントリー

このやり方も訳していきますね。もっとも、こっちに関しては色々違う意見ありそうだなと。

 

① BCDに空気を少し入れます

② フィンが端っこから飛び出るくらいの場所まで行ってください

③ 飛び込む場所を見回して安全かチェックします

④ レギュレーターを口にくわえます(呼吸も始めてください)

⑤ ゲージを左手に持ってください(お腹辺りで持ってください)

⑥ 右手のひらをレギュレーターの上に置いてください(指はマスクの方へ)

⑦ 前を見ます(下ではありません)

⑧ 一歩踏み出してそのままエントリーしてください(ジャンプしないように)

⑨ 浮力を保ってください

⑩ OKサインを出してください

11 そのエリアから離れてください

と言う感じになります。

もしかしたら⑤⑥は人によって異なるんじゃないかな、と勝手に思ってます。

と言うのも、左手で押さえるのはゲージではなく、後頭部のマスクストラップの部分だ、と言う方もいらっしゃると思うからです。これは、海にドボンした時の弾みで、マスクが吹っ飛んでいかないようにするための対策になります。

例えばこんな感じ。

これは熱海で潜った時に僕の後にドボンって入った方の写真で、この方の場合は左右逆とはいえ、しっかり後頭部を押さえてマスクが吹っ飛ばないように対策をしています。

ゲージも、オクトパス等含めて前方にセットしているため、何か器材が飛び去ることなくエントリーが出来ています。

こちらは悪い例です。
左手ガラ空きでございますね。ゲージも吹っ飛んでしまっております。

せめて何か持ちなさいよ・・・

本当に悪い例ですね・・・・・・

まぁ僕なんですけどねこれ・・・・・・・・

 

耳抜き

耳抜き、いわゆる圧平衡のやり方です。

英語でも「圧平衡」をそのまま英語に訳したような名前になってますね。 ここではバルサルバ法、つまり指で鼻をつまんで行う耳抜きの方法が紹介されています。

① 潜降の際に、指で鼻をつまみます

② 指に向かって、鼻から優しく息を吐いてください

③ 気圧が緩和されたのを確認します

④ 耳抜きは早め、回数多めに行ってください(無理やりやらないように)

やり方のプロセスとしてはそこまで多くはないですよね。 ただ最後に言われている「早め、回数多め」は大事なポイントだなぁ〜〜と思いました(^^)

 

器材セッティング

久しぶりにやるとたまに忘れてしまう器材セッティングについてです。

① 刻印されている日付をチェックします(見た目、水圧のチェック)

② Oリングが問題ないかチェックします(ダメージが無いかどうか、など)

③ BCDをシリンダー(空気タンク)に取り付けます

④ BCDのベルトを締めます(バックルもしっかり締めます)

⑤ レギュレーターを持ち上げます(レギュレーターホースは右に)

⑥ レギュレーターのダストキャップを開きます

(Oリングに合わせつつ)ファーストステージを空気タンクに取り付けます

⑧ 指3本使って締めます(締めすぎないように)

⑨ 中圧ホースをBCDのインフレーター部分に取り付けます

⑩ インフレーター、オクト、ゲージのホースを整頓して揃えます

11 ゲージをBCD正面に向けておきます

12 空気タンクのバルブを開けて空気を送ります

13 ゲージで残圧をチェックします

14 空気タンク側に向けて器材を倒しておきます

結構、空気タンクに取り付ける時のBCDの向きが逆になったり、レギュレーターの向きがおかしくなったりとか、思わぬ罠がセッティングに潜んでたりするんですよね。慣れながら覚えていくしかないなぁと感じます。

 

バディに空気をあげる

バディが空気を無くしてしまった!!或いは自分が無くした!!って時の空気のもらい方です。

万が一の時のために絶対覚えておいた方が良いスキルです。

① エア切れのサインを送ります

② バディはオクトパスを渡します

③ オクトパスを受け取ります

④ パージボタンを押して海水を吐き出します

⑤ 古代ローマ風握手(お互いの手ではなく、腕を掴みます)

⑥ 問題ないかどうかを確認し、OKサインを出します

⑦ 浮上のサインを出します

⑧ そのまま浮上します

スキルもそうですが、これらの工程を、パニックすることなくこなせるかどうかもかなり大事な要素になりそうです。

余談ですが、互いの腕を掴む形を英語でRoman Handshakeっていうのは初めて知りました(笑)

 

動画を見ながらしっかりスキルの復習を!

この通り、役立つダイビングスキルが丁寧に動画で紹介されています!

ふと思い立った時にこれみて復習するのもアリかもしれないですね(^^)

PADIのHow-to動画シリーズは他にアップされそうな気配あるので、まだまだ要チェックしていこうと思います!!