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【ミステリーサークル!】奄美大島でダイビング!アマミホシゾラフグにウミウシにニシキテグリ、魅力いっぱいの海をご紹介!

こんにちは!ダイバーラウンジです。

 

今回の記事で紹介するのは!奄美大島の海です!

4月と6月、後述するミステリーサークルが作られるタイミングを狙って奄美大島に潜りに行きました。

他にも色々と狙ってるものがあったのですが、2回の挑戦を経て概ね目標達成のとても良いダイビングの旅となりました♪もう先に言ってしまうと、奄美大島たのっしい!また行きたい!!

 

この記事では今回の経験をもとに奄美大島の海の魅力をとことん語ろうと思います。正直今回僕が経験した以外にも奄美大島にはたくさんの魅力があり、すべて語るのはかなり難しいのですが、出来る限り皆さんに「あまみいきたひぃぃぃぃぃ」と思わせられるように頑張ります(^ ^)b

奄美大島ってどこ?

ここです。

稀に沖縄の島と勘違いされる方もいらっしゃるそうなのですが、正確には鹿児島県に属する島になります(地図で見ると、鹿児島本土より沖縄本島の方が近いっちゃ近い)。

まぁご覧の通り美しい海が眼前に広がってるのが奄美大島の海です。飛び込みたくなりますよね?飛び込みたくなるでしょ。危ないから気を付けてくださいね。笑

奄美大島のポイントマップ

ポイントマップ。引用元はこちら

島に広くポイントが点在する奄美大島。

笠利湾の湾内、外海を中心とする北部、名瀬港付近の中部、加計呂麻島周辺の南部と大きくエリアが分かれており、ワイド目白押しの中部エリア、地形もあるしマクロも楽しめる南部エリアとそれぞれに特徴があります。

今回潜ってきたのはすべて北部エリア!見たいと思っていたものがすべ〜て北部にあったためです。そこで実際見てきた光景は、その生態ならではの愛に溢れたものが多かったです。いろんな意味で・・・(?)

海底に現れるミステリーサークルは、オスの努力の結晶

さて、北部エリアにはバベルというダイビングポイントがあります。

このポイントの海底では、世界でもこの奄美大島でしか観れない光景で、今や多くのダイバーがこれ目的で奄美に行ってると言っても過言ではない光景があります。

それがこちらの、幾何学模様のように出来上がった何か。

俗に言うミステリーサークルでございます。

この見事に統一されたバランスで作られた模様、まさにミステリーサークルですよね。

このミステリーサークルの存在が奄美大島で確認されるようになったのは1995年頃から。はじめは南部エリアの方で発見されることが多かったのですが、北部エリアでも多く見つかるようになっており、島の広範囲に渡って確認されるようになりました。

ミステリーサークル付近に到着する図

このミステリーサークル、統一された溝で出来た模様も特徴的なのですが、思ったよりもデカイというのも特徴にあります。サークルによって大小あれど、大体が直径2mを超える大きさで、大の人間1人の平均身長を軽く凌駕しています。初めて観た時はそのデカさにビックリしました。

よく見ると溝の部分には貝殻が撒かれていたり。

一体誰が、何のためにこのサークルを作ってるんでしょうね・・・?

ミステリーサークルの作り主

30年近く前から見つかっているこのデカめなミステリーサークルですが、作り主はこちらの方になります。

アマミホシゾラフグ
こんにちは

はい、こんにちは。こちらの10cmほどの体長のフグがこのミステリーサークルの作り主です。

このサークルがこのフグの産卵床であることが発覚したのが2011年。2014年にこのフグにアマミホシゾラフグという名前が付けられました。

サークルを作ってるのはオス。10cmほどの小さな体長を全力で使いながら1週間ほどかけて直径2m近くのサークルを作り、メスがやって来るのを待ちます。さっき外側に貝殻が撒かれていると記載したのですが、これは自然に撒かれたのではなく、メスが気付きやすいようにオスが飾っているんです。け、健気・・・・!

ミステリーサークルの中にいるアマミホシゾラフグ

メスが気に入れば産卵が始まるんですが、気に入らない限りこのサークルが利用されることはありません。産卵が完了すると中央部の幾何学模様が消えて無くなります。一方で、はじめの方に掲載したミステリーサークルの写真は幾何学模様が残りっぱで、加えてオスの姿もありませんでした。

つまり・・・せっかく作ったミステリーサークルにメスは興味を示さず、オスも利用価値なしと判断してその場を捨て去ってしまったのです。なにそれ辛い。

メスが産み落としていった卵はその後、サークル内でオスが面倒を見ます

動画の中でオスが中心部で何やらわしゃわしゃやってますが、これはヒレを使って新鮮な海水を卵に送り込んでいるんです。つまり、彼がわしゃわしゃやりながら通ってるルートに卵が存在しています。

てか、その動きが可愛すぎる。何よりアマミホシゾラフグがイクメン過ぎる。健気!イクメン!!

そんなイクメンフグちゃんが卵の面倒を見続ける様子の動画をもう1つお楽しみください。一生懸命な姿に心打たれる・・・!

ミステリーサークルが観れる時期・観る時のルール

世界でも奄美大島でしか観れないミステリーサークル。いつの時期に行くと観やすいのか、また観に行く際の注意点について説明します。

ミステリーサークルが観れる時期

ミステリーサークルが観れる時期は4月に始まり、7月いっぱいまで続きます。

その期間の、潮回りで言う中潮〜大潮を狙うのが一番良いと言われています(100%では無いけど)ただ作ったらすぐにメスを呼び〜の産卵し〜のの段階に移ってしまうので、完璧な(中央の幾何学模様が消えてない)サークルの状態を観れるのは月に2日ほどだそうです。

ネバーランドさんが出している今年のミステリーサークル予測表(引用元はこちら

ショップさんによってはこの図のように「ミステリーサークルとフグが見れる予測表」なんてのも出してたりするので、参考にするのも一手です!

ちなみにサークルをオスが作ってる最中の様子や卵を育てる様子を観れる可能性はそこそこなのですが、メスがやって来て産卵している様子を観れる可能性はさらに低いです。一般的にはサークルが完成した、その翌早朝に観に行くのが可能性高いタイミングだそうです。

注意点①:サークルが見つかるまで水深は浅く

まずミステリーサークルに向かうまでのバベルのルートについてですが、サークルが出て来るポイントまで少し泳ぐことになります。その際、サークルが見つかるまでは浅い水深を保つようにしましょう。

ミステリーサークルが現れる海底の水深は25m〜30m。DECOを考えると、最初から沈みっぱなしでいると、せっかく見つかっても長居出来ず、結果そこまで楽しめずに終わっちゃう、ということも考えられます。ガイドさんから「見つかったよ!」という合図が来るまでは、ガイドさんより深く行くことはないようにしましょう。

注意点②:サークルには絶対触らない

ミステリーサークルはアマミホシゾラフグが卵を産み、育てるために作った大切な産卵床です。

当然ですが、そんなサークルには絶対触らないようにしましょう。条件によりますが、サークルに覆い被さるようにして写真を撮るのも基本NGです。

フグそのものにも過度なちょっかいを出さないよう。特に卵を育ててる最中のフグは相当気が立ってる状態なので、刺激を与えてしまうと飛ぶように逃げてしまったり、下手すれば攻撃される可能性あります(攻撃力は大したことないっぽいけど・・・)無闇な刺激を与えないようにしましょう!

注意点③:フィンキック禁止。慎重に動く

ミステリーサークルがある海底の砂は、どことなくネットリとしています。

この砂、たった1回のフィンキックでもブワッと宙に舞ってしまい、周囲が結構長い時間濁ってしまう危険性があります。せっかく観に来たのにもくもくして何も見えない・・・そんな状況に自分も、一緒に来たダイバーさんも、別のグループのダイバーさんにまで影響を与えかねません。

サークルが見つかったら、まずはゆっくりその手前に着底して観察します。観察が終わったら、ゆっくりずるずる下がっていくか、その場で浮上し、フィンキックせずにその場を離れるようにしましょう。

ウミウシ天国、奄美大島

さてミステリーサークルとアマミホシゾラフグの紹介になかなかな文字数を使ってしまいましたが、南国奄美大島の海では実に豊富な種類の生き物に出会うことが出来ます。

中でも、ウミウシの種類がビックリするくらい豊富なんです!!

ニシキウミウシ
ニシキウミウシの大人一歩手前
カキオトメウミウシ
カキオトメウミウシ
アラリウミウシ
アラリウミウシ
センテンイロウミウシ
センテンイロウミウシ。模様多い
リュウグウウミウシ
タイガース色なリュウグウウミウシ
ムラサキウミコチョウ
江之浦でもよく見たムラサキウミコチョウ
ホシゾラウミウシ
もっきゅもっきゅしてるホシゾラウミウシ
ホソスジイロウミウシ
ホソスジイロウミウシ
ニシキウミウシ
どーんとニシキウミウシ

ザーッと並べましたが、これは奄美大島のビーチポイントである番屋ピアテグリで観たウミウシたち・・・の、ほんの一部です。冗談じゃなく、この2倍以上の種を観ています。わんさか。

普段あまりウミウシを見つけられず人に紹介してもらうことの多い僕ですが、このポイントでは自分でもたくさん見つけることが出来ました。難易度激下がり。それだけ、本当にそこら中におります。

更に別ポイントではこんな可愛いウミウシが!

ウサギモウミウシ!かわいい〜〜〜〜!!

ウサギの耳のようにぴょんと左右に伸びた触覚と藻のような背中の突起、「マンガから現れたん?」と感じてしまう両目(両触覚のちょうど真ん中らへん)が特徴的です。

こちらはペアで藻の上をてくてく動いてたウサギモウミウシ。これ撮ってる時は気付かなかったんですが、後で写真見返したら、右下に渦状の卵ありました!!可愛い!!

更にはミステリーサークルを探しに行くバベル付近にもウミウシはおりまして、

ふさふさした赤紫のウロコを抱えたカノコウロコウミウシ

向きが悪くて触覚や目は写っていませんが、このウロコの感じは他には無いですよね。ちっこいし本当に可愛い!

そしてこちらはアカテンイロウミウシ

まるで赤い点々が並んだマントを被ってるかのような形をしたウミウシ!安全停止に向かおうとしてた矢先にこれが目に入り、慌てて写真を撮りに向かう、といった事態が発生してましたw

コンシボリガイ

そして極め付けはこの子!コンシボリガイ

何なのこの青色!発光してるかのような青色、めっちゃキレイ

キレイだなぁ〜〜〜・・・

体色もそうなのですが、それチョコで装飾したの?って言いたくなるような貝殻背負ってるのが可愛げ増してて良き。

これだけ種類も色合いも形も多彩なウミウシにたくさん会えるのも、奄美大島の大きな特徴です!

サンセットダイビングで狙うニシキテグリ

ウミウシにたくさん出会えたビーチポイントピアテグリなのですが、ここはアクアリウムで人気なとある魚が狙えるポイントでもあります。

こちらはピアテグリの入口手前。この写真を撮影したのは18:30。夕日が沈む中で潜るサンセットダイビングになります。

階段を下っていき、ビーチからエントリーしていきます。

目指すのはエントリー後割とすぐ出てくるこちらのサンゴ。

明るく陽が出てるうちは目的の子は姿を見せないのですが、日もどんどん沈んでいくと・・・

ニシキテグリ
ひょこっ

およ?

顔を出し始めましたね。ニシキテグリです。日が傾き始めると共にサンゴの奥から顔を出し始めました(冷静に解説してますが、現れ始めた時は大興奮でしたww)

体長は5cmくらいで小さめ。

このオレンジ色の体色が本当に特徴的・・・背中の方から見ると、何だか画家の絵に見えてきます。アーティスティックな体してますね(言い方)。

そして顔もお可愛い。出目金っぽい目が絶妙なバランスで顔のパーツとして整ってて、ちょっとハートっぽいんですよね。

時間が経つにつれ、ウロウロするニシキテグリの子が増えてきました。

ここから、アマミホシゾラフグとはまた違った生態行動を取り始めます。

ニシキテグリのオスはそれぞれ自分のナワバリをサンゴの中で決めているのですが、メスを見つけると体を入れ込んだり突っついたりして誘導し、強引に連れ込みます。これだけ書くとちょっとヤバめな道端のナンパですね。

そして連れ込んだ後、オスとメスの相性が良さそうであれば・・・

ぴとっとくっついて

そのまま上にぴゅ〜〜って浮かび上がってきます。

ニシキテグリの生態行動

5秒くらいすると、突然オスとメスがぴゅっと離れるのですが、その瞬間に産卵と放精が行われ、急に離れることで作った水流を使って卵を遠くに放つ、というのが一連の流れです。

これが夕方以降行われるニシキテグリの生態行動です。

この仲良さそうな後ろ姿が本当に愛らしい・・・取ってる行動はアマミホシゾラフグのオスと比べるとなかなか強引ですが・・・笑

アマミホシゾラフグとニシキテグリで全く別の生態行動を見ることが出来、人間のオスとして色々考えさせられました(?)

奄美大島の海を彩る様々な生き物たち

ミステリーサークル・ウミウシ天国・ニシキテグリの3本立てで十分過ぎるほど楽しめる奄美大島の海ですが、他にも色んな生き物たちに出会うことが出来ます!ここで一気に写真載せて紹介していきますね♪

アカメハゼ
充血してるわけじゃないけどアカメハゼ
コウイカ
ちょっと肥え気味のコウイカ
アナモリチュウコシオリエビ
アナモリチュウコシオリエビ、別名ロボコンエビ
オランウータンクラブ
足がなんかそれっぽいオランウータンクラブ
フリソデエビ
手が何かおしとやかよ、フリソデエビ
ガラスハゼ
体色が美しいガラスハゼ
ウミウシカクレエビ
動き速すぎて撮るのすごい難しいウミウシカクレエビ

 

おやつ(クラゲ)を食べるのに夢中でこっち全く気づかないカメさん

ご覧の通り非常に多種多様な生き物の数々です。写真完全に失敗したものも含めるともっとたくさんの種類の生き物に出会えます!

今回は4月に2日で5ダイブ、6月も2日で5ダイブしたのですが、毎回見るものが変わるので、飽きることなくめちゃくちゃ楽しめました♪

お世話になったショップさん

今回は奄美大島の海を潜り尽くすにあたり、2つのショップさんにお世話になりました!

ネイティブシー奄美さん

ビーチから2分という絶妙な立地にあるネイティブシー奄美さん。

ホテルネイティブシー奄美に併設されたダイビングショップさんで、ランチはそのホテルのレストランで食べれるのが特徴です(それがまた超美味しいのですが、これは後日別記事でご紹介します!)

店内①
店内②
器材洗い場
更衣室。奥に器材スペースあります
シャワー。無料で使えるタオルあり
どでかいボート

ゆったり休んだりログ付けできるスペース、更衣室に室内シャワー、定員30名以上のどでかいボートなど、施設・設備ともに充実しているショップさんです。リクエストもかなり親身になって聞いてくださいます!

今回は、特にウミウシ観察において新屋さんというガイドさんにめちゃくちゃお世話になりました。前述のウサギモにしろカノコウロコにしろアカテンイロにしろコンシボリガイにしろ、全部彼が出してくれました。生粋のウミウシガイドさんです。

新屋さん。引用元はこちら

そんな新屋さん、ここ最近は独立して、奄美大島でウミウシを専門とするショップを新たに立ち上げたそうです。ショップ名はLeap Scuba Amamiさんということで、特にウミウシ探しに行きたい!という方は是非ウェブサイトを覗いてみてください(^^)

ネバーランドさん

南側のダイビングショップさんではほとんどドライスーツのレンタルを行なっていないのですが、ネバーランドさんは奄美大島で唯一ドライスーツのレンタルを行っています。

店内①。おしゃれ!
店内②
店内③
ショップ外にある器材干場
洗濯物置き場
シャワースペース(ウェブサイトより抜粋)

とにかくおしゃれ!!そして快適!!

そしてスタッフさんが超元気!!てのがネバーランドさんの特徴です。

はい、超元気です!

今回は特に真ん中の西島さん(通称かっちゃん)のガイドはブリーフィングもめちゃ面白いわ、さも当たり前のようにアマミホシゾラフグもニシキテグリも出すわ(現れ方がブリーフィングのまんま)で、僕の奄美リベンジを尽く成功に導いてくださいました。めちゃめちゃ感謝です!!

奄美の海をエンジョイしてください♪

以上、奄美大島の海をまとめてみました!

いかがでしたでしょうか?行きたくなりましたか?潜りたくなりましたか?ミステリーサークルにウミウシ、ニシキテグリに会いに行きたくなりましたか?行きましょう!

 

しかも、冒頭に書いた通り奄美大島の海の魅力はこれだけでは無いんです。

2月になるとホエールスイムを楽しめるし、6月の時期はサンゴの産卵も観ることが出来るんです。てんこ盛り過ぎますよね、この海。今後めっちゃくちゃ通いたい海です。行きましょう!!

 

そして奄美大島、楽しかったのは海だけではありません。4月と6月と潜りに行った際は食べたり飲んだり宿を楽しんだり。陸もなかなか楽しかったです!この話に関しては、また別の記事で後日書いていこうと思います。

てなわけで、その記事できっと現れるだろう鶏めしと共に今回はお別れです。

読んでいただき、ありがとうございました(^^)

 

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