こんにちは!ダイバーラウンジです。
東伊豆の伊東に続きまして、前々から行ってみたかった富戸に行ってきました!!
初めての富戸は、何だかとても楽しくて・・・!伊東とIOPに並んで東伊豆の人気ポイント、富戸をたっぷり堪能してきた、そんなダイビングログです。
今回の予定
ダイビング日 | 2021年3月31日 |
ダイビング本数 | 2回 |
気温 | 18度 |
透明度 | 8〜10m |
レンタル | なし |
空気タンク | スチール 10L |
ウェイト | 8kg |
ポイント、その他情報
【1本目】
ポイント名 | ヨコバマ |
エントリー時間 | 10:53 |
エキジット時間 | 11:47 |
最大水深 | 24.4m |
平均水深 | 10.4m |
水温 | 16.6度 |
【2本目】
ポイント名 | ヨコバマ(テトラポット) |
エントリー時間 | 13:46 |
エキジット時間 | 14:34 |
最大水深 | 15.7m |
平均水深 | 8.8m |
水温 | 16.5度 |
富戸について
静岡県、東伊豆の富戸。
場所的に言えば、前回行った伊東のもう少し南に位置しています。
東京からのアクセス
東京からの電車でのアクセスの場合、流れは伊東とほぼほぼ同じです。
今回お世話になったショップさんとは城ヶ崎海岸駅で集合だったのですが、城ヶ崎海岸駅までのアクセスはこの通りです。
東京駅→(新幹線 約55分)→熱海駅→(JR伊東線 約40分)→城ヶ崎海岸駅
(乗車時間:合計1時間35分 乗車賃:4,660円)
東京から熱海は新幹線ではなくJR東海道線で行くことができます。僕の様に葉山から出発で大船駅を経由するルートの場合は、ほぼ確実にJR東海道線を利用して熱海駅まで行く形になりますね。
ちなみに富戸の最寄駅は富戸駅なのですが、これは城ヶ崎海岸駅の隣駅なのでそこまで離れておりません。
富戸のダイビング
富戸のダイビングポイントは、富戸の漁港、払漁港そばの大きな入江の中にあります。
富戸の大地は、内地にある大室山から流れた溶岩によって出来上がっています。
その溶岩流のルートに払火山によって二方向に分かれて流れた結果、今の様な富戸の地形が出来上がったそうです。
さっきのGoogle Mapをもう少し拡大して表示しますが、富戸の地形はこんな感じで北東にのみ開いた珍しい地形をしています。
手石島まで出かける伊東や伊豆海洋公園と比べて、地形で守られてる範囲が広めです。それもあって、北東の強風が吹いてる時を除いてあまりクローズになりにくいポイントです。東伊豆のポイントほとんどやられてるのに富戸だけピンピンしてるという事態が発生することも。
ちなみに運悪く北東の風が吹いて富戸がクローズになった場合は、その少し南にある八幡野に行くことが多いそうです。ここは南風に弱いみたい。
今回お世話になったショップ
今回は城ヶ崎インディーズさんにお世話になりました!
お世話になったのはこの方ー!YouTubeチャンネルTHINKING ABOUT THE SEAでもお馴染み、takuyaさんです!
前々からTwitterでもちょこちょこやり取りをさせていただいてて、どこかで行きたいな!と思っていたのですが、この動画を観て「あ、行こう」ってなった次第でございます。
こんな動画観せられたら誰でも行きたくなりますわ。カッコいいなちくしょう。
ショップはかつて養蚕をやってたと思われる古民家風の建物を改築した施設。古風でレトロな感じがとても良いです。ここで飲みたい。
お昼はお弁当を頼んでいただけます♪
この日は日替わり弁当をオーダーさせていただきました。
ショップの中には前まで使われていたらしい、OW講習向けの項目が書かれた黒板が置いてありました。
すごい完成度!
富戸の海の世界を堪能♪
さあさあ、富戸の海の世界を堪能していきます!
時期的に少しずつ春濁りが始まっている時期ではあったのですが、少しうっすらした世界の中に小さい子から魚群まで色んな生き物がキャイキャイしており、楽しむことが出来ました。
後ろからtakuyaさん追っかけててずっと思ってたのですが、takuyaさんの中性浮力半端ねぇな、と。
これまで僕が他の海で潜る時にあまり意識してなかっただけかもしれないのですが、スレートに文字書いてる間も海底から程良い距離感でピターーっと動かず浮力が取れてるの見て、何か物凄く印象に残っていました。スゲェな、と。
それこそtakuyaさんに中性浮力道場やって欲しい、マジで。
ミノカサゴです。今回のダイビングでよくお見かけしました。
なんかいっぱい撮っちゃった。
ここ最近ハナミノカサゴに追いやられ気味のようで、現れる場所が少し限定的になってきてるようです(泣)
こちらがハナミノカサゴです。心なしかちょっと怖い表情してる。僕の撮影技術のせいかもしれませんが。
これはtakuyaさんが撮影してた僕です。
何を頑張って撮ろうとしてるのかと言うと・・・・
この子。イバラタツです。
イバラと言うだけあってトゲトゲ感がありますね!黄色い体色も特徴的です。
あ、背中、哀愁感あって良い。笑
カンナツノザヤウミウシ!
ウデフリツノザヤウミウシには劣るものの、僕から見るとピカチュウ感満載のウミウシです。10万ボルト、やってみ!!
岩陰に隠れてるのは・・・
フタイロハナゴイという、カラフルな体色が特徴的なものの超シャイな小魚です。
シャイ過ぎて上下ひっくり返っちゃってるし。
ちょっと大型なキイロイボウミウシです。
takuyaさん的にはオススメなウミウシなのに、何でかあまり人気が出ないらしいです。笑
ウミウシの定番、アオウミウシさんもしっかり元気に動いておりました。
わぁ、カラフル!!
イバラカンザシの花束、と呼ばれてます。
確かに1つの岩にあらゆるカラーのイバラカンザシが集まってて、本当に花束みたいになってる・・・!お祝いごとのあるダイバーさんにはこちらの花束を贈呈した方が良いかもしれません。
こちらはオオナガレカンザシ。
イバラカンザシと比べてもっとヒラヒラした鰓冠を持ち、寿命が20〜30年あると言われています。長生き!そして綺麗!!
お?
こ・・・・・・・・・・こんにちわ。
なかなか大型のヒラメでした。気付かず踏みかねないって。
こちらにも砂浜に姿を隠してる、と言っても隠しきれてないのが1人。
イネゴチといいます。大瀬崎で見かけたエンマゴチと似たような種類なのかな・・・?
ごめん、調子乗ってまぁまぁ近付いちゃったけど、多少嫌がってもいいんだよ・・・?
途中で見かけたホウボウ。動きが速くてあまりしっかり撮れなかったけど、青いヒレが相変わらずキレイな生き物ですよね。
おっぱい。
が、いっぱい。
ホントにいっぱい。
サンゴイソギンチャクの群生なんですが、この区域、本当にそこら中サンゴイソギンチャクだらけで、ちょっとした花園みたいな感じになっていました。
「天国みたいな花園ですね・・・!」「小さくなって埋もれたいですよね・・・!」「でもあり過ぎて気が狂いそうですよね・・・!」「そういう意味では地獄かもしれないですね・・・!」みたいなしょうもない話をtakuyaさんとしておりました。笑笑
ちなみに有名ポイント富戸ホールにも連れて行っていただきましたが、僕が行った時は引き潮が凄くて洗濯機状態となっておりました。
この写真もtakuyaさんに撮っていただいた写真で、すごい良い感じに撮っていただいてますが、実際は強い潮の引きの連続でわちゃわちゃになりながら「あ、TGの発光ONのまんまだった!」って言いながらカメラいじってるという図です。意味不明。笑
あとテトラポット付近では様々な魚群と出会うことが出来ました。いくつか動画載っけますね。
ネンブツダイにキンメモドキにクロホシイシモチなどなど・・・雲見とかでも見かける様々な小さめの魚達が目の前を群れでグルグルしており、その中で遊び回ることが出来ました♪お邪魔しちゃってすみません。笑
まとめ。楽しい海でした!
という訳で、ガッツリ富戸の海を堪能してきました!
何でかよく分からないのですが、今改めて振り返ってみてスゴく楽しかったというのが印象に残ってます。
西伊豆と比べて東京から電車などの交通手段でアクセスしやすい場所で、これだけ生き物豊かな海があるってやっぱ良いですよね。
今回は見なかったですが、年間を通してカエルアンコウもよく見れますし、6月以降はアオリイカの産卵も始まるしで、本当に生き物ウォッチングが楽しいポイントになります。
いや〜〜〜、また行きたい!!!
という訳で、富戸のダイビングログでした!
読んでいただき、ありがとうございました(^^)
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