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【1年に1度のダイバーの祭典】マリンダイビングフェア2021に行ってきました(2021年4月2日〜4日)

こんにちは!ダイバーラウンジです。

 

池袋サンシャインシティで開催されてた、

マリンダイビングフェア2021

に行ってきました!

国内最大級のダイビングフェアとも言われてるこのフェア、全てのブースを回れた訳ではないのですが、いくつかのブースを回って話をしたり、色んな知り合いさんと話せたり出来たので、そこで得た情報や感想について書いていきたいと思います!

マリンダイビングフェアとは?

2021年で29回目を迎える「マリンダイビングフェア」は、国内外のダイビング&ビーチリゾート情報が手に入る「海が好き」な人ならどなたでも楽しめるイベントです。 「マリンダイビングフェアって、どんなイベントなの?」「会場に行くとどんなことが楽しめるの?」などなど「マリンダイビングフェア」の楽しみ方を紹介しましょう!

マリンダイビングフェアのWebサイトより抜粋

マリンダイビングフェアは、月刊誌「マリンダイビング」を発行している株式会社水中造形センターが、毎年池袋サンシャインシティで開催しているダイビングフェアです。

 

国内外のダイビングショップはもちろん、リゾート、器材メーカー、観光局、PADIの指導団体などなど・・・ありとあらゆる方々が一堂に集い、海やダイビングに関する情報がわんさか集まっております。

情報だけじゃなく、器材やカメラ機材アクセサリも展示されてたり、ここだけでしか手に入らないダイビングチケットなど、色んなものが手に入る場所なので、ダイビングファンや海好きにはたまらないイベントです♪

 

毎年4月には開催されるこのイベントですが、昨年は新型コロナウィルス感染症の影響で緊急事態宣言が出ている真っ最中でだったこともあって4月に開催されず、延期に延期を重ねた結果8月21日(金)〜23日(日)に開催されておりました。

※昨年のマリンダイビングフェアの様子はオーシャナに寄稿させていただいたこちらの記事をご参照ください!

マリンダイビングフェア2020に行ってきた!気になる感染症対策は?総レポート

 

今年は昨年の感染対策をそのまま受け継ぎつつ、緊急事態宣言を何とかかわして無事に4月開催となっておりました。

 

入場、会場内の様子

さて早速入場しまーす。

受付・入口の写真撮り忘れてしまったので、去年の写真を拝借。

昨年のマリンダイビングフェアの会場入口

基本的に入口の様子は昨年と同様な形になっておりました。

対応するスタッフさんとビニールシートで区切る形で対応してもらい、その場で検温&アルコール消毒。

これも昨年時の受付の様子。

その後中を動き回るためのパスやスタンプラリーの用紙をもらい、会場の中に入ります。

会場図はこんな感じ。

通年だとマリンダイビングフェアは2階の2フロア構成なのですが、今年は昨年と同様に1フロア構成となっておりました。

ただ昨年と比べて国内のダイビングショップが多く出展しており、自分が会場を訪れたタイミングが土曜昼間ということもあってか、全体的に人出が戻ってきてる様な印象を受けました。

エリアによりけりではあったものの、基本的にブースとブースの間にはある程度のスペースが設けられているので、変に人が密集することなくスムーズに歩くことが出来る場所が確保されておりました。

何よりそこまでたくさんのブースがビラ配りをしに出てきてるわけではないので、その分通路を歩きやすくなってる印象があります。

これが2年前のマリンダイビングフェアの様子。ブース間のスペースの広さはもしかしたら似た様な感じなのですが、スタッフの方々がブースの前に出てビラ配りをしてる分、正直少し狭く通りにくい感じがあったんですよね・・・それと比べたら気持ち良く通れる感がありました!

さっきアップした会場図にいくつか赤い星が付いてますが、あれは会場内で開催していたスタンプラリーの対象ブース。

対象ブースにはこの様に「スタンプラリーここで押せるよ」という目印があり、受付で配られた紙にスタンプを押してもらえる形式になっていました。

 

で、スタンプを集めた人は抽選に参加でき、当たった人はダイビング器材などの景品が抽選で当たる企画があったり。

その抽選の列、結構長くてビックリしました。笑

マリンダイビングフェアではステージイベントも用意されているのですが、イスとイスの間はある程度距離感が保たれ、講演の合間でスタッフの方々がイスの消毒作業を行うなど、感染対策が徹底されていました。

僕が訪れた時は、ちょうど水中写真家の阿部秀樹さんの講演が行われておりました。

阿部さんの写真、とても好きっす。

 

写真展・カメラ機材ゾーン

マリンダイビングフェアでは通年、同時期に開催されている「地球の海フォトコンテスト」の受賞作品が展示されています。

通年だと5,000を超える数の写真が提出されるすごい規模のフォトコンテストで、「ネイチャー・環境部門」「自由部門」「ビギナー部門」「ビーチフォト部門」「ショップ部門」に分かれて入賞作品が審査されます。

で、入賞した作品はこの様に会場のエリアを使って展示されており、自由に閲覧することができます。

どれも力作!!どうしたらこんな写真が撮れるんだか・・・

こちらは「ネイチャー・環境部門」のグランプリ賞。新聞にも掲載された力作です。サンゴが美しい!

あと異彩を放ってたのはこちらの環境大臣賞を受賞した写真。海ではなく、川の写真ですね。アユかな?めちゃくちゃ綺麗な写真でビックリしました。

その写真が展示されているエリアの中心には「水中デジカメゾーン」という、いわゆるカメラ機材のゾーンが設けられており、レンズやハウジング、水中ライトやストロボでも有名なFisheyeさん、RGBlueさんがブースを構えておりました。

相変わらずカッコ良いハウジングとかライトとか並んでるなぁと思いながら見ていたのですが、遠めにも気になるアイテムが・・・

デッカイな。

いやデッカイな。

バッテリーもデッカイな。

凄まじいインパクトのライトがおりました。

BLACK BODYというモデルで、光量20,000ルーメンというバケモノです。

ちなみに「ルーメン」というのはLEDをはじめとした照明器具の明るさを表すものとして使われる単位ですが、ダイバーさんがよく使ってるシステム01などのライトが3,000ルーメン、10畳の部屋に必要な電球の明るさの目安が4,000〜5,000ルーメンくらい。

つまりこのBLACK BODYはそれらの5倍以上の明るさということで、恐らく水中に太陽でも設置するために作られたライトなんでしょうね。実際にその場で照らしていただきましたが、ひたすら「明るい明るい明るい」という印象でした。

 

お話をお聞きすると、より精密な水中映像を撮影するためにパワフルなライトが欲しいということで、NHKと共同で開発した一品のようです。なるほどプロっぽい造りにも納得です。しかしこれを一般販売するのは強い(税込638,000円)。

先ほど載せたバカでかいバッテリーですが、プロの撮影用カメラで使われるバッテリーを使用してるそうです。そりゃデカイわけだ。

もちろんそれだけでなく、GoProに使えるライトやコンデジのハウジングに使えるライトなど、欲しくなるライトも展示されていました!もしかしたらBLACK BODYのインパクトで感覚をバグらせて他のライトをますます欲しくさせる作戦だったのかもしれません。

 

国内ダイビングショップゾーン

さぁ、ガンガン回っていきます。

会場図で言うと「PADIビレッジゾーン」「日本全国ゾーン」「沖縄ゾーン」と区切られたエリアに国内各地のダイビングショップが集まっているので、そこをぐるぐる回りながら話を聞いていきます!

北海道のダイビングショップ、アクアキャット札幌さん。

北海道と言えば、何か今年の冬はSNSやブログで流氷ダイビングに挑戦する方を多く見かけた印象があります。氷越しに海に差し込む太陽光の写真がとっても綺麗だし、クリオネとか超かわいい。

水温0度、外気温マイナスが当たり前とかいう、「ダイバーという生き物は変態だ」の極地を行く話ですね♪

 

東北、三陸海岸を中心に活動している三陸ボランティアダイバーズさんのブース。

311の震災以降、三陸沿岸地域の復興や、藻場再生の活動を行っている団体です。

以前葉山のカジメの養殖についての記事も書きましたが、この三陸の海岸でも海藻をウニが食べ尽くしてしまう「磯焼け」問題が発生しており、環境再生に向けた活動が行われています。

ブースでは三陸の海で潜る映像をVRゴーグルで楽しめるコーナーもありました!

行ったことのない場所の海だとこうしたVR映像は潜った感じをイメージできて良いですよね♪

三陸と言えば、オンラインダイビングエキスポにも出ていただいた岩手のみちのくダイビングリアスさんも出展されていました。

ちょうど寄ったタイミングでは不在でした。残念。

 

東京の離島、神津島のエリア。

アクアメイトダイビングクラブさん、南国さんは神津島にある3つのダイビングショップのうちの2つです。

前者のショップさんは昨年神津島に行った際にお世話になりました。美しい海だったし、ハマフエフキがフレンドリーだったのも懐かしい。

 

やっぱり大人気な小笠原諸島。いつ通っても人がたくさん来ておりました。

東京の竹芝港から客船「おがさわら丸」に乗って24時間かけて辿り着く小笠原諸島。以前聞いた時は船に乗るタイミングでPCR検査を受けて、到着するタイミングで結果が分かる、という形式の感染対策をしていましたが、ここ最近は「おがさわら丸」の予約をした時点で検査キットが自宅に郵送され、検体を採取したものを送り返す、という形式を取っているそうです。

今の時期からはユウゼン玉イソマグロの大群がどんどん入ってくる時期。さらに5月以降はマッコウクジラ、7月になったらドルフィンスイムがスタートしたり、年中シロワニに会えたりと、もう1年中イベント目白押しの小笠原、行きたい!!!

 

こちらは静岡:南伊豆の神子元の神子元ハンマーズのオーナーさんと!

以前神子元のハンマーリバーを目撃した時にお世話になりました。

夏頃に潮の流れもあってハンマーの数が増えてくのが通年の流れなのですが、今年に関しては既にだいぶ数が増えてるようで、もう「いつでもおいで!」という状態のようです。笑

ちなみに何でかTwitterで「神子元ではドライスーツを着ない」という噂が流れてましたが、皆さんバリバリドライスーツ着て神子元行っとりますよ!!

 

右にあるのが、近いうちお世話になるかもしれない本栖湖ダイブリゾートさん。

淡水ダイビングが出来る本栖湖のダイビングショップさんです。

コロナによってお客さんが減っていた時期に施設をがっつり増設したようで、ダイビングはもちろん、SUPやカヌーなどの水上アクティビティも楽しめるし、人数が揃えばキャンプファイヤーなどのイベントも楽しめるとのこと!

行くとしたら真夏シーズンでございますね。サマーキャンプ!!

 

首都圏に数多くのスクールを持っているパパラギダイビングスクールや、ネイティブシー奄美さんのブースもありました。

ネイティブシー奄美さん、以前奄美に行った際にお世話になったショップさんですね。ただ宿には泊まってないし、奄美大島も確実にまた行きたい場所っす。

 

そしてもちろん沖縄のエリアがいくつか。

慶良間諸島の1つ、渡嘉敷島

那覇市のとまりんから出航するフェリーで1時間程度で辿り着ける島です。

以前旅行で撮った渡嘉敷島の海

渡嘉敷島など慶良間諸島の特徴でもある、ケラマブルーと称される美しく青い海を、潜りながら堪能できます。座間味のケラマブルーも凄かったけど、ここも凄そうだなぁ〜〜

 

生物天国、久米島で前にお世話になったイーフスポーツクラブさんです。

沖縄でマンタ!って言うと石垣島が基本的には有名なのですが、この久米島でもマンタ観察を楽しむことができます。

3年前に訪れた際は出会うのに少し苦戦していたのですが、今や年がら年中、それなりの枚数やってくるようになったんだとか。魚群もマクロも、とにかく生き物であれば一番楽しめるのが久米島と言われています。大注目かもしれません。

ちなみにこのブース、久米島産の焼酎「久米仙」があったので、ペリエで割って飲んでました。この会場、そこら中にペリエあったけど何だったんだろう。笑

 

海外・ダイビング器材やアイテムのゾーン

国内のゾーンをひと通り楽しんだので、海外やダイビング器材、マリングッズが紹介されてるゾーンも回ってきます!

フィリピンのゾーン。

昨年セブに行く予定だったんですが、結局コロナの影響でストップせざるを得なかったんですよねぇ。行きたいな。

clubhouseでもお話ししたことあるブルーコーラルさんもいらっしゃっておりました。

 

パラオも行きたいのよ・・・!

昨年GWに予定してましたが、こちらもあえなくキャンセル。

ここ最近まで鎖国状態が続いていたパラオですが、最近台湾向けに国際線を開通したりと、少しずつ開国に向けて動き出してるみたいです。ワクチンの接種も割とさっさと終わったみたいですしね。羨ましい。

 

水中写真家のKirinさんと先日一緒に伊東に潜りに行ったTocoさんとの記念撮影。

こっちばっか集中しちゃってブースの撮影するの忘れちゃってたのですが、ネオミクルーズという、シーズンごとにコモドラジャアンパットバンダ海を就航するダイブクルーズです。特にラジャアンパットはダイバーたるもの必ず行くべき天国だというから気になりますよね・・・!

今は日本から海外渡航が厳しいのでなかなかツアーの開催が難しいですが、コロナが落ち着いたタイミングで是非参加したいクルーズですね。ちなみにブースでは熱帯魚を売っておりました。熱帯魚売ってるブースは初めて見たわ。

 

LEADERFINSさん。主にフリーダイビング向けのフィンを中心に販売されているブランドです。

イカした感じのデザインですね!!真ん中はちょっと意味深な感じしますが。笑

他にもフリーダイビングをイメージしたイカしたステッカーが販売されておりました。この日に買うとペリエも付いてくることになってたらしい。なんでだ。

 

いずれ、というかほぼ確実に近々お世話になる予定のSea Canaryさん。

フィンなどのダイビング器材に貼れるマリンステッカー、アイロンでスーツとかに着けられるデコプリシート、お好みのデザインで作るマスクストラップカバーなどなど、器材を自分好みでカスタマイズして楽しめるアイテムがメチャいっぱいあるんです。

昨年のダイビングフェスティバルで初めてお見かけした時に気になり、ちょっと追いかけてるデザイン屋さんです。

 

水中写真家のむらいさちさんがプロデュースしているオーシャンバッグの新しいのも出ておりました!1Dive 1Clean upが当たり前になると良いですよね♪

 

ダイコンもいくつか並んでおりましたね〜!

こちらはGARMINのダイコン。押し出されていたのはDescent Mk2シリーズ。

カラーで見やすい液晶ディスプレイであることは勿論なのですが、充電式で80時間持つバッテリー、GPS機能を駆使したダイビングポイントのカラーマップの表示、コンパス機能、更にはApple Watchで出来るようなSuica使ったりLINEのメッセージ見たりなどのスマートウォッチ機能が搭載されてるという超高機能ダイコンです。

更にこのシリーズの1つであるDescent Mk2iというダイコンには、新機能である「SubWave」という機能が搭載されています。何かと言うと・・・

空気タンクにGARMINの名前の入った装置がありますよね?

これDescent T1 Transmitterって言うんですが、これとペアリング接続することでソナー技術を使用してタンクの残圧を確認することが出来るのが「SubWave」機能。Descent Mk2iはつまり、自分の残圧が確認できるダイコンなんです。

更に一定の範囲内であればこのTransmitterを繋いでる最大5個までのタンクの残圧を1個のダイコンで確認することが出来るそうです。つまりバディやガイドとして連れて行ってるダイバーさんの残圧をチェック出来るってことですね。超ハイスペック!

ちなみにお値段ですが、Descent Mk2が税抜で148,000円、Descent Mk2iが178,000円、Descent T1 Transmitterが45,000円。超ハイスペックならではのお値段でございます。

 

そしてマリンダイビングフェアの毎度お馴染み、mic21大セールエリアです。今年もガシガシやっておりました。

フィンが3,000円!?
フィンが3,000円!?
ウェットスーツが5,000円!!?
ウェットスーツが5,000円!!?

やっす。

この安さに吸い込まれるようにお財布を取り出してしまったダイバーさんも少なくないはず。笑

 

まとめ

 

マリンダイビングのWEB版編集長、鴫谷さんと
マリンダイビングのWEB版編集長、鴫谷さんと
KirinさんにTocoさん、伊東に一緒に行ったtakeさんとオーシャナのスイカちゃんと
KirinさんにTocoさん、伊東に一緒に行ったtakeさんとオーシャナのスイカちゃんと
VR体験中
VR体験中

そんなこんなで、結局会場に4時間くらい滞在して色々回っちゃいました。そのくらい長くいたの、初めてかも知れません。

元々TUSAやGULLなど、通年なら出展しているダイビング器材のメーカーやブランドが今年は出展していないなど、規模的には正直どうなるんだろうなぁと思っていた今年のマリンダイビングフェアですが、昨年と比べて国内のダイビングショップが数多く出展されていたこともあって賑わいを見せていたし、僕も今後のダイビング予定を組む上でとても参考になる情報を得られたんじゃないかな、と思ってます。

こうやって定期的に情報をアップデート出来るのは嬉しいですね。また来年も来ようと思います!!

 

という訳で以上になります!

お読みいただき、ありがとうございました(^^)

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