こんにちは!ダイバーラウンジです。
最近日本全国のダイビングポイント、そのエリア分けを整理する作業をしているのですが、ふと「みんな、どの場所にダイビングに行くのってどうやって決めてるんだろう?」というのが気になってきました。
最初からポイント名を知ってるってそうそう無いことだと思いますし、特定の「行きたい場所」をどうやって探してるんだろう、という点です。
多分、人によって見つけるきっかけって全然違うと思うのですが、ここでは僕のこれまでのダイビング歴を参考に、一般的そうなケースと割と特殊なケースとを合わせて、ダイビングへ行く場所の決め方について探ってみようと思います。
この記事の目次
地元に潜れる場所があった
いきなり特殊なケースをぶっ込んでしまい申し訳ありません。
これは要するに地元が海の、それもダイビングポイントがある場所に近い、という方であれば、そこで潜ってました!というパターンです。
特殊なパターンですが、以前Twitterで似たような質問を投げかけた時に、地元どころか家族の雰囲気的に海に潜るのが当たり前だった、という方もいらっしゃったくらいなので、決して誰にでもないというケースではなさそうです。
別の記事やラジオで語ったこともあるのですが、僕は葉山のダイビングショップでCカードを取得しました。
何でかっていうと、そこが地元だからです。実家がバッチリそこにございます。
社会人2年目で、何を思ったか「そろそろ海に関連した趣味が欲しい」と言い出し、それを聞いた母が「だったら近くにダイビングショップあるよ」と言い出したのがきっかけです。
ダイバーラウンジのダイビングライフはそこから始まりました。恐らく母は、ショップが存在する地区の商店街の別の知り合いから、このショップの存在を聞いていたんでしょうね。
以後、葉山でダイビングする時はそのショップさんにお世話になっております。ちなみにショップ名はダイビングショップNANAさん。いろんなとこでダイビングしてるうちに、このショップさんが葉山どころか全国規模で有名なショップさんだと気づくのにそこまで時間は掛からなかったです。
ダイビングショップさんに言われるがままに
このケースに該当する人、案外多いのではないでしょうか?
お世話になってるダイビングショップさんが普段とは別のダイビングポイントでツアーを組み、それに参加させられるパターンです。
ダイビングを始めたばかりでどこで潜れるかの情報が定かでなければ、当然知ってる人の情報にあやかりますよね。初期であればそれで一番身近な存在がショップさんなわけなので、彼らが勧めてくるツアーにはやっぱり参加したくなっちゃうんですよね。
かく言う僕もそうでした。
Cカードを取得したのがNANAさんだったのは前述の通りなのですが、そこにいた同い年のガイドさんが主体のツアーを組むことになり、彼が思う「この集まりだったら楽しめそう」の選考基準に光栄ながら選ばれ、以降数回行われる彼のツアーに参加することになりました。
1回目は伊豆大島。
次の年の2回目は石垣島。
更に次の年の3回目は八丈島。
そんな感じでほぼ毎年参加させてもらってたのですが、当時の自分は「東京の離島で潜れる」という感覚もなかったので伊豆大島や八丈島などの存在を知らず、ガイドさんに教えてもらいながら見識を深めていった感じでした。今や神津島でも潜り、御蔵でドルフィンスイムもやったことを考えたら信じられない過去です。
ツアー自体ですが、めちゃくちゃ楽しかったです。最後の八丈島が2015年と、もう6年以上も前の話なのですが、2泊3日か3泊4日で1日3、4回潜り倒し、夜は飲み会は勿論、その辺のカラオケで暴れ回り、フィリピンから来たっぽいおばちゃんのバーで暴れ倒しては大迷惑を掛けるという「お前ら大学生か?」みたいな旅でひったすら青春でした。おかしいな、当時最年少の僕ですら社会人だったのに・・・笑
うん、やっぱり写真を見てもおかしい。どうしてダイビング感が全然無いんだ。でもとにかく楽しかった、それは間違いないです。ちなみに2枚目の公園飲みの写真、右奥でぶっ倒れてるのが僕です。
この時大変お世話になったガイドさん、その後葉山のショップさんを辞め、柏島のショップさんで武者修行を摘んだ後、愛知県愛南で自分のショップを開いております。実は僕のAOWのCカードを指導した方でもあったり。どこかで必ず行かなければ、愛南!
友人・知り合いに誘われて
OWやAOWのCカードを持ってて、尚且つそれを周りのダイビングやってる知り合いに知られてるとすると、「今度○○に行こうと思うんだけど一緒にどう?」みたいな誘いもあるのではないかと思います。
このパターンも、割と多いケースではないでしょうか?
またまた僕の場合で置き換えますと、以前粟国島でギンガメチャレンジをするために潜ったことがあるのですが、これは前述のショップツアーで一緒だったダイバーの方に誘われて行きました。
2泊3日でダイビング本数8回の修行ダイビングでしたね。出会えたギンガメの群れは比較的小さかったものの、感動でした!
2020年を振り返ってみても、城ヶ島、雲見、神津島、桜島、井田は友人にお誘いいただいたものでしたね。今後は自分で組んだものも増やしていきたい!
旅行のついでにダイビングした
友達や恋人、家族と国内や海外のリゾートに旅行しに行った時に、現地のアトラクションの1つとしてダイビングが挙がったりしませんか?そう言う「旅行のついでに」パターンも全然あり得ますよね。
僕はサイパンとバリで潜ったことがありますが、どちらもこのパターンに当てはまります。
サイパンで潜ったのは2016年です。体験ダイビングの付き添いと言う形でラウラウビーチを潜り、パラグーダ1匹に謎にずっと追いかけられながらウミガメをじっと観察してたのが思い出です。
え、何でサイパンに旅行行ったのかって?当時付き合ってた彼女とのGWツアーです。悪いか。
体験ダイビングの付き添いとはまさに彼女の付き添いという意味なのですが、1匹のパラグーダに追いかけられてるのを認識した瞬間浮上しちゃった彼女を見て「あ、この子ダイビング無理だな」と思ったのはいい思い出です。ん、いい思い出なのか。うん、いい思い出だ。
ちなみにバリに関しては会社の友人との複数人旅行した時に潜りました。その中の有志4人でダイビングをしたのですが、マンボウのポイントで無事にマンボウを目撃することができた!ちょっと遠かったですが。
あ、サイパンに関して、ダイビングとは関係ない話を。
サイパンに旅行に行くなら、1日くらいはサイパン玉砕に関する歴史探訪をすべきだと思いました。それこそアメリカ記念公演やバンザイクリフなど。色んな言葉にできない重みが、胸にズシっと来ます。
あとマニャガハ島は楽しいよ。
友人・知り合いから勧められて
これは先述の「友人・知り合いに誘われて」とはちょっと違うパターンです。
誘われる場合は一緒に行くパターンになりますが、これは友人・知り合いから「ここが良かったよ!」と勧められ、実際にそこで自分で行ってみるパターンです。いわゆる、口コミですね。
コロナが流行る前にやっていたダイバー飲み会やダイバーzoom飲み会でも、ダイバー同士で自分が過去に行ったところの情報交換が行われており、そこから新たにダイビングポイントを開拓するというパターンもありました。僕もあれで玄界灘などの情報を知ることができてすごい有意義でした。
今勤めてる会社の部署で何人かダイビングをしている知り合いがいるのですが、「沖縄で何か地形楽しめるところない!?」と聞かれました(ちなみにバリに行った人と同じです)。AOWでそこそこ潜れることも知ってたので、地形ということで僕が経験した宮古島をオススメしたところ、2週間後にはさくっと行っておりました。
エラく感動して帰ってきてはいたので、勧めてあげて良かったなぁと思ってます。
SNSやブログで画像・動画を観て
今の時期であれば、このパターンがもしかしたら一番多いのかもしれません。
InstagramにTwitter、YouTube、TiktokなどのSNS、それかショップさんやダイバーのブログでダイビングに関する画像や動画をチェックして、興味が湧いて潜りに行く!というパターンです。
インスタで「#ダイビング」と検索したらこの通り、画像をたくさん見つけることができます。この中で魅力を感じた画像から場所を検索して候補地に入れておくというやり方で、探すことができますね。
僕の場合、以前行った久米島・座間味がまさにそれでした。インスタで投稿されてる画像を観て「行きたい!」となりました。あとシャークスクランブルでお馴染みの伊戸も、ショップさんのブログを見て「ヤバイ!サメに囲まれる!行きたい!!」ってなりました。
最近はUnderwater Creatorとしての活動が活発になってきたしげのゆうたさんのブログやYouTubeを見てまた色んなポイントを開拓したくなってますし、SAKURA MARINEのAKARIさんのnoteを見てサイパンにまた行きたくなってますし、探してみると色んな方が魅力的な発信されてるのでホント助かりますね・・・!
皆さんはどうやって探していますか?
さて、「どの場所にダイビングに行くってどうやって決めるの?」というテーマの話だったはずなのに、いつの間にか自分のダイビングの過去(とかつての恋愛遍歴を)赤裸々に語る謎の記事になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
色々とダイビングポイントの個人的な見つけ方、決め方を挙げてみましたが、もしかしたら既に皆さんほとんど実践されてるやり方だったかもしれません。万が一「このやり方はやってなかったな」というのがあったら、是非参考にしてみてください!
というわけで、最後にバリでゴリラに登ろうとするチンパンジー(僕)という、全然関係ない写真で締めようと思います。
お読みいただきありがとうございました(^^)/
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