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【伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島】乗ってみた!東海汽船の新さるびあ丸

こんにちは!ダイバーラウンジです。

2020年8月1日〜3日に、東京の離島、神津島で潜ってきました。

記事でも触れているんですが、神津島へは竹芝客船ターミナルから出ている、東海汽船の運営するさるびあ丸という大型客船に乗って島へ向かいました。

このさるびあ丸ですが、実は2020年夏にリニューアルされたばかりの3代目さん!

神津島のみならず、伊豆大島や式根島など、東京の離島のうちのいくつかの島に行く際に必ずお世話になる大型客船、さるびあ丸。この時初めて乗ってみたウキウキ感のまま、色々と中を探検してみました。

今回はそのレポートになります!
これからこの船を使って東京の離島に行こうとしてる皆さん、ぜひ参考にしてみてください!

竹芝客船ターミナル

夜の竹芝客船ターミナル

さるびあ丸をはじめ、東海汽船が運営する船に乗るには、この竹芝客船ターミナルに来る必要があります(ジェット船やカーフェリー船に乗りたい場合は別のポイントもあり)

電車で行く場合は、都営浅草線の「大門」駅から徒歩11分。JRの「浜松町」駅から徒歩8分ほど。ゆりかもめで「竹芝」駅に降りたなら、真横にあります。

ターミナルの中はこんな感じ。この日は休日前ということもあって、夜の便に乗る人でごった返してますね。

ここで乗船票を記入して乗船券をその場で買ったり、ネットで予約しておいた乗船券を受け取ったり、船旅に向けてコンビニで酒とか酒とか必要な物資を調達したりして、乗船時間まで過ごします。

ここが伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島に行きたい人向けの受付です。

乗船券はここで手に入れます。

ちなみにこっちがもう少し遠くに位置する別の離島、三宅島・御蔵島・八丈島に向かう人向けの受付です。

東京の離島
東海汽船のウェブサイトから抜粋

こちらが東京の離島群の全体マップ。

ご覧の通り大島→利島→新島→式根島→神津島→三宅島→御蔵島→八丈島の順番に東京湾から遠くなります。

そして、向かう島によって乗る船が異なるんです。

 

 

さるびあ丸

そして東京湾に比較的近い伊豆大島・利島・新島・神津島が就航先となるのが今回取り上げる大型客船、さるびあ丸になります!

真っ白なカラーに、波打ってるかの模様が特徴的ですね!

2020年夏に進水式を迎えた、3代目のさるびあ丸になります。

東海汽船の特別サイトに掲載されているさるびあ丸の全体図

東海汽船のステータス

  • 全長:118m
  • 総トン数:6,099t
  • 航海速力:約20ノット(約38km)
  • 旅客定員:1,343人
  • 主な就航先:伊豆大島・利島・新島・神津島

「繋げること」をテーマに、美術家によって幾何学的なデザインが施された新しいさるびあ丸。流線型の船体もとてもカッコ良いです。

早速中に入ってみましょう!!

 

さるびあ丸の船内全体図

スロープに沿って、さるびあ丸の5F部分から船内に入っていきます。

こちら船内にあったフロアマップです。

展望デッキを除くと6F構成になっております。

・・・ちょっとこの写真だけだと全体図が見にくいので、東海汽船のウェブサイトに掲載されている全体図も引っ張ってきますね。

東海汽船のサイトから抜粋

デッキ部分は5・6Fから出られるようになっており、客室自体は2〜5Fに集中しているような構造になっております。

階が上がるほどに客室のランクが上がってくような構成になっておりますね。

さるびあ丸の客室

さるびあ丸の中の客室は、いくつかのランクに分かれています。

  • 特等室
  • 特1等室
  • 1等室
  • 特2等室
  • 2等和室
  • 2等椅子席

当然ですがランクが上がるほど料金も上がっていきます。

ちなみに神津島に行った時に僕が使ったのは特2等室でした。

特等室

特等室・特1等室につながる廊下は何となく厳重な雰囲気が出ていて、対象者じゃない奴は入ってはいけない雰囲気を出していました。

実際に横にも「乗船券をお持ちのお客様以外は、この先の立ち入りはご遠慮願います」と書かれていますし、それぞれの部屋も専用のカードキーが無いと入れないようになっています。ちょっと特別感ありますね!

てなわけで僕は立ち入りできないので、実際に特等室の中がどうなってるかを、東海汽船のサイトから拝借します。

もはやホテルの一室ですね。

そりゃ快適に決まってるじゃん、というお部屋です。窓から外も見えるし、シャワーやウォシュレットトイレも完備されているので、やろうと思えばこの部屋から出ないで旅を終えることも可能っちゃ可能です。

特1等室

続いて特1等室。

4名定員の2段ベットタイプ。

後述する特2等室も2段ベッド構造ですが、こちらの方が1区画にあるベッドの数が少なく、何より個室なので家族やグループで使う上でとても快適な構造です。そしてこちらもシャワー・ウォシュレットトイレ完備。プライベートを確保した快適な旅が出来そうですね。

1等和室

特等室・特1等室ほどのプライベート空間はないですが、1人1人に広めなパーティションが区切られ、マットレスも完備しているのでゆったり休みながらの旅が可能です。

あと2等和室との最大の違いは各席にコンセントがあることですね。充電源バッチリです。

特2等室

ではでは、続けて僕が泊まった特2等室を紹介していきます。

こんな感じ。2段ベッドが2つ並んだ形式です。

特等室や特1等室と違い、ここに入るのに扉や鍵がある訳ではないので、ガッツリとプライベートを守れる訳ではないのですが、カーテンで仕切ることで就寝中の1人だけ空間をある程度確保することは可能です。

そもそも23時を過ぎたらこうした空間は大体消灯することもあって皆静かに過ごしているので、うるさくて眠れない、といった状況はそれほど起きません。

ベッド部分のすぐ隣にはコインロッカーがついてるので、無くすと嫌な貴重品はここで預けられます。

それとコンセントが壁にあるので、島に着くまで携帯や機材など充電しときたいものをここで充電させることも可能です。

肝心な寝心地も全く問題なしです!

2等和室

2等和室はこんな感じで、4〜8人ほどで使用する空間になっています。

上部のコインロッカーで自分の貴重品を管理することは可能ですが、コンセントは少ないので、一緒にこの部屋を使う友人と相談しながら使っていきましょうね。

2等椅子席

そしてこれが2等椅子席です。

ちょっと飛行機の席っぽい。それかちょっと豪華めな高速バスの席?

リクライニングシートなので自分の好きに傾けられるし、全席にUSBポートがあるのもありがたいです。

さるびあ丸の船内設備・施設

船内中央部の階段口

船の中には客室以外にも色んな設備・施設があります。

コインロッカー

これは階段のすぐ裏側にある手荷物用コインロッカー

船内にはスーツケースなどの大荷物を置けるようなスペースは沢山あるんですが、個室をとってない限り、意外に手荷物やバッグの置けるスペースが少なかったりするんですよね。

よっぽど普段使う物以外はこうやって置いておけるのも便利です。

男女シャワー室

続いてはこちら、シャワー室です。

3Fに男女それぞれ設置されておりました。

シャワー施設自体はこのような感じ。まだ真新しさがありますよね。

寝る前にひと通り汗を流してスッキリしてから客室へ向かう・・・なんてことも出来ます。

自動販売機

続きまして、自動販売機。全フロアに設置されています。

ここでは水やお茶などの飲み物、パンやカップラーメンなどの軽食・・・

そしてしっかりお酒が用意されています。

こちらのお酒の自販機ですが、未成年の人が購入しないように、免許証を差し込むことで自動的に年齢を判定し、OKの場合に初めて自販機のボタンを押せるようになると言う仕組みになっております。

この自販機で言えば、右上に設置されているのがその年齢確認装置です。

未成年の良い子は、大人の免許証をこっそり使って・・・・なんてやましいことを考えたら船員に罰せられるのでやめておきましょう。

あ、どうもこんにちは。アンクルトリスさん。

このアンクルトリスさんを作ったイラストレーターである柳原良平さんは東海汽船とすごく関係が深い方なんですよね。

さるびあ丸のデザインには関わってないものの、橘丸のカラーリングを施したと同時に命名者。3代目ジェット船であるセブンアイランド友も命名・カラーリングを施した張本人だったり。

2000年には東海汽船の名誉船長になられたようです。

レストランエリア

レストランフロアです。

ここで食べれるご飯のメニュー、ウェブサイトにも掲載されているのですが結構豊富!展望の良い席でゆったりとした食事を楽しめそうですね。

エレベーター

フロア同士を移動するのは階段だけでなく、エレベーターも設置されてます。

このエレベーターのようにバリアフリーを意識した造りや、ペットを置いとく部屋を用意したりと、色んな人が利用できるような工夫がされていました!

さるびあ丸の展望デッキ

東海汽船の大型客船は大体22時〜23発の夜間に出航します。

で、出航した後、乗客の大半は荷物を自分の部屋にさっさと置いて、展望デッキで飲み会を始めて、いい感じになったら眠りにつく、というパターンが多いです。

つまり、展望デッキはとても大事なのです。

はい、暗くて大変申し訳ありませんが、デッキの写真です。青いライトで照らされております。ちょっと不思議な色合い。

よくよくみると乗客の皆さん、やってらっしゃいますね。デッキには体育座りで座れるようなスペースや、いくつか机が並んでおります。そこをしっかり活用して皆さん楽しんでいました。

出航後すぐにデッキから見えるレインボーブリッジ

ちなみにさっきの青光りしたデッキから更に階段を上がると別のデッキに行くことができます。真っ暗すぎてどうなってるか見えませんでしたが。笑

ただこれだけ暗ければ、天気が良い時に星空観察とか出来て面白そう!

こちらが昼の展望デッキの風景。気持ち良いですねーー!

ちょっと暇な時間に外に出て、晴れた青空と海の波を眺めて過ごす、というのも良い過ごし方です(^^)

全体的な感想

今回乗った時は海も比較的穏やかだったこともあって、乗り心地は全く悪くなかったです!

乗った時がリニューアル間もないタイミングということもあってあちこちに新築のニオイを感じました。通路も全体的に広いので、すれ違う他の乗客との距離がめちゃくちゃ近いわけでもない。ので、好きな時に好きな場所に行って好きに過ごす、その自由感と開放感がとても良いです。

また乗りたいか!?って言われたら、そりゃ当然また乗りたい!

そしていつか特等室試してみたい!!!

皆さんも伊豆大島・利島・新島・神津島に行く際は利用をぜひ考えてみてくださいね(^^)

 

というわけで今回はここまでです!

読んでいただき、ありがとうございました(^^)

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