こんな会話を数度したことがあります。
「ダイビングやってるんだね。へぇ〜。今までどんくらい潜ってきたの?」
「◯◯本くらいですかね」
「へぇ〜。やっぱり“本”でカウントするんだね」
これはダイビング未経験の知人に「趣味はダイビング」と豪語した時の会話です。“やっぱり”って何だろうと言うのはさて置き。こう言う感じの会話を2、3回ほどしたことがあります。
それを経験して、「あそっか、これもやってない人から見たら特徴的なことか」と改めて思いました、的な記事です。いや、なにせ皆結構当たり前のように使ってるじゃないですか、やってる人って・・・
ダイビングの経験回数は「本数」で数える
前述の会話の通りなのですが、これまでダイビングをやってきた回数を数える時、ダイバーという生き物は基本的に”本数”でカウントします。
例えば、僕は現時点で89回ダイビングをしてきたのですが、これをダイバー向けに自己紹介気味に話すときは「89”本”潜りました!CカードはAOWです!」みたいな言い方になります。(Cカードって何やねん、と思った方がいらっしゃったらこちらの記事へどうぞ!)
“回数”ではなく、”本数”な理由(憶測)
すみません、こんな見出し用意しましたが、地味に明確な理由は分かっていません。初めてこの”本”カウントに触れた時、僕はなぜか「50本ノック」を思い出したのを覚えています(笑)
恐らくなのですが、ダイビングで使用する空気タンクを何本使用したか・・・・に起因するところだと思っています。
まず大前提にですが、こうしたダイビングの回数は「潜ってきた回数」でカウントします。「ダイビングに行ってきた回数」、ではなくてです。
例えば、これまで「石垣島に2泊3日のダイビングツアー」と「伊豆日帰りダイビングツアー」に参加してきたとして。
これを、「ダイビングはこれまで2回行ってきたよ!」と考えるのはNGです。実際はそのツアーで潜った回数をそのままカウントします。例えば石垣島で1日2回の合計4回、伊豆にて2回潜ってきた場合、「これまで6回(6本)潜ったよ!」というのがダイバー的には正解です。
そして、ダイビングは1回潜るごとに空気タンクを丸ごと1本消費します。つまり2回潜れば空気タンクを2本消費することになるんです。
“本”ってカウントするのはそこから来てるんじゃないかな、と勝手にですが推測しています。「これまで89本潜ってきたよ!」というのは、少し変えると「これまで89本の空気タンクを消費したよ!」というようなものです。
“本”を使って聞いてあげましょう
なので、いざ「ダイビングが趣味です!」という人に出会ったりしたら、
「今まで何本潜られたんですか?」
って、聞いてみてあげてください。
“回数”で聞いちゃダメ、という意味では全然無いですし、細かすぎてこだわってない人も勿論いらっしゃるとは思います。ただ、経験的に、”本数”で聞いてあげた方がダイバーは喜びがちです。「あ、この人ダイビングのこと知ってるかもしれない」的に。
「何年くらいダイビングやられてるんですか?」よりも、もしかしたら喜ぶかもしれません。笑
そこから自分の知らないダイビングの奥深い話が一気に展開してくれる可能性もあるので、頭の隅っこにでも覚えておいていただけると、使えるかなぁ、と思ってます^^;
ではでは〜
酸素タンク。笑
だれが書いた記事や