保存して使おう!ダイビングの持ち物リスト

ダイビングは興味あるけど、泳げないから出来ないと思ってる君へ。

こんにちは!ダイバーラウンジです。

 

突然ですが、ダイビングを楽しんでる皆さん、周りに「ダイビングやろうよ!一緒にやろうよ!」って誘ったこと、ありませんか?

その時「興味はあるんだけど・・・」と言いながらも、色んな理由でやっぱりやらない、って言われた経験、ありませんか?

 

 

その「ダイビングをやらない理由」の中で、僕が勝手に感じる圧倒的な1位2位がこの

  • サメが怖い
  • 泳げない

の2つだと思っています。

 

1位の「サメが怖い」は、十中八九ジョーズが諸悪の根源だと思ってて、なかなかそのイメージを覆すのは難しいかもしれない気がしてます。

ですが、2位の「泳げない」に関しては論理的に説得できる

ということを先日2020年度NAUIの最優秀コースディレクターとして表彰された細谷拓さん@gobylover)から説明を受けたのですが、その説明が非常に納得いくものだったのでした。せっかくなのでここに載せたいと思います。

 

細谷 拓さんプロフィール

「ダイビング×マーケティング×ITで世界を変える」をテーマに活動を続けるダイビング業界の異端児。1989年生まれ、東京都出身。ダイビング歴16年、インストラクター歴10年の現役NAUIコースディレクター。Find Discovery取締役、Scuba Monsters統括マネジャー、合同会社すぐもぐ代表社員CEO。

※引用:スクーバモンスターズ

もし周りに「泳げないからダイビング行きたくても行けない・・・!」という方がいたら、是非ここに書かれた内容を使って説得してみてください!!!

「泳ぐ」を分解してみる。

「泳げない」とは言いますが、そもそも「泳ぐ」って何だろう?というところから。

皆さん小中高の授業で、水泳の授業がほぼ必ず存在しますよね。それをイメージしながら考えてみてください。

 

イメージしつつ「泳ぐ」で実際に何をやってるか、分解してみてください。

 

すると、

  • 沈まないように
  • 息継ぎをしながら
  • 手足を使って前に進む

という動きになりますね。

 

沈まないように体のバランスを取り、

息継ぎをするために定期的に体をひねり、

手足を回転させて前に進んでいく。

これらの同時進行の動きで「泳ぎ」は成り立ちますし、水泳の授業で学ぶものはまさにこれです。

 

こうやって分解してみた上で、1個1個の項目がダイビングにどれだけ影響するのか?を見てみましょう。

 

沈まないように?

「泳ぐ」ときは沈まないように体のバランスを常に気にしますよね。

しかしダイビングはそんなこと気にする必要はありません。だって沈むんですもん。

 

水深10〜30m辺りにがっつり沈んでしまうのがダイビングにおける前提です。なので、常に沈まないように体のバランスを取る必要は全くありません。

 

水中に沈んでこそのダイビングです。

 

息継ぎをしながら?

「泳ぐ」時は定期的に水面に顔を出しながら息継ぎをしないといけないです。

ですが、この動きはダイビングでは必要ありません。レギュレータで息吸うんですから。

潜ってる間は空気タンクを通して通常の呼吸をしてるのと同じような圧の空気をレギュレータで吸うことができます。

つまり常に呼吸ができてるわけですので、当然水面に顔を出して息を吸う必要はありません

 

水中で息を常に吸ってこそのダイビングです。

 

手足を使って進む?

「泳ぐ」時は手足の回転運動を目一杯使って前に進みますよね?

それこそ「水泳」のごとく綺麗なフォームで泳げる人もいれば、どうしても犬かきみたいになってしまう人など、この動きの上手さには人によって差異があると思います。

 

ですが、ダイビングの場合はそこまで目一杯手足を使って動く必要はありません。だってフィンという強い味方がいるんですもん。

フィンによる推進力さえあれば、前進することそのものは全く問題になりません。

勿論適したフィンワークというものは存在しますが、ただのバタ足で比べ物にならない推進力を感じることができます。

 

「水中が怖い」ということ

上記で全て挙げた通り、「泳ぐ」ということを分解して冷静に考えてみると、泳ぐためにやっている行動のどれかが出来ないからと言って、それがダイビング出来ないことには、繋がらないんです。

なので「泳げない」からと言ってダイビングから足が遠ざかる必要はありません。僕の周りでも、泳げなくてもダイビングを楽しんでる方は普通にいらっしゃいます。

 

ただ、もう1つ考えなければならないのが「水中が怖い」という考え。これはまた「泳げない」と似てるようで似てないですよね。

 

「水中が怖い」と実際に思っている場合は、どう言った点が怖いのか考えてみてください。

もしそれが「足がつかないから怖い」ということであれば、そこまで気にしなくても良いかもしれません。

 

「水中が怖い」=「足がつかないから怖い」というパターンは結構多いです。

ですが、先ほどの「沈んでこそのダイビング」とも繋がりますが、ダイビングでは海底などに足がついてる場合が多いです。つまり、地に足がついちゃってる状態なんですよね。なので足がつかなくて怖いということはほとんどありません。

それ以外にも「水中が怖い」という要素はそれなりに存在するかもしれません。

ただ、そもそも考えると、僕らって小中高で必ずある水泳の授業を乗り切っていますよね?

それであれば、水中に対する慣れで心配することはほとんどありません。多分、思ったより既に水に慣れてます

 

こっちの恐怖症は要注意です

泳げない、或いは水中が怖いという要素は、ダイビングにおいてはそこまで心配する必要はない、という話は先述の通りです。

ただ一方で、別の恐怖症で、ダイビングをやるのは厳しいかもしれない、というものはあります。

閉所恐怖症と、暗所恐怖症です。

ダイビングをやる回数が増えるにつれ、色んな場所でのダイビングを楽しむことになりますが、中には入口や中が比較的狭くて暗い洞窟や沈船などのポイントがあります。

 

こういったポイントを楽しむのもダイビングの醍醐味の1つではあるのですが、そもそも閉じられた場所や暗い場所が苦手という場合は、確かに積極的にダイビングはオススメ出来ないかもしれません。

 

閉所恐怖症に関して僕がなるほどなと思ったのは、「マスクの中しか安全な場所がない」という風に考えてしまう場合。

この場合も、やはりダイビングを楽しむのには向いてないかもしれません。

 

講習を通して器材の扱いに慣れる

泳げなくても心配する必要はない根拠は先ほど挙げた通りですが、それでも

  • 水中での浮き沈みがしっかり出来なかったら?
  • レギュレータに異常が起こったら?
  • フィンをうまく扱えなかったら?

などなど、不安は挙げようと思えばキリがないですよね。

 

この辺りに関しては、前もって不安を感じる前にインストラクターさんのレクチャーを聞いて、練習するのが一番です。

 

ライセンス講習はもちろん、体験ダイビングをやるにしても、いきなり器材全部抱えて海に飛び込め、なんてことはあり得ません。

器材の基本的な使い方や、万が一何かがあった時の対処法などは、事前にレクチャーで教えてもらえる領域です。

なので「○○が起こったらどうしよう」という面持ちではなく、教えられたこと・習ったことをそのままやる!くらいの面持ちでいてください。不安な気持ちが幾分落ち着くかと思います。

 

あと大切なポイントとして、泳ぎにどうしても自信がない場合、それでも楽しめる比較的安全な場所でのダイビングを始めてみましょう。

いきなり流れがあるなど、難易度の高い場所でのダイビングをしょっぱなからやるのはさすがにリスキーですしね。その辺りはガイドさんとも相談しながら決めていきましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

皆さんの周りで「泳げないからダイビング出来ない!」と言ってる方への説得に使えそうでしょうか?

 

前述した通り、「泳ぐ」で実際に行う動きって、意外とダイビングに必要なかったりします。

水そのものに対しても、僕たちは思ってる以上に慣れてる存在です。

 

勿論何から何まで「大丈夫!」と言いきれるほどリスクゼロではないですが、その辺りを噛み砕いて説明できると良いですよね(^^)

ダイバー仲間を増やすためにも、この情報、是非使ってみてください!!

 

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