あけましておめでとうございます!!!ダイバーラウンジです。
新年1発目の記事は、昨年2021年の潜り納めとして突撃した、宮古島のダイビングログです!
2017年以来、久々の宮古島来襲となりました(^^)
前回は合わせて5本のダイビングだったのですが、今回はもっとガッツリ9本のダイビング!!3大ポイントであるアントニオ・ガウディ含め、色んなポイントを楽しませていただきました♪
情報も画像も映像もてんこ盛りなのでどこまで長い記事になっちゃうか書き始めてる今から不安ですが(笑)宮古島の海の魅力を少しでも伝えられたらと思いまぁす!!
今回の予定
ダイビング日 | 2021年12月26~28日 |
ダイビング本数 | 9回 |
気温 | 16~23度 |
透明度 | 20~25m |
レンタル | なし |
空気タンク | スチール 10L(時々エンリッチ) |
ウェイト | 8kg |
宮古島について
宮古島は沖縄本島から更に南西、石垣島よりも東に位置する島になります。
橋で繋がる形で宮古島の西側には伊良部島・下地島があり、これらを総称して宮古列島と呼ばれています。ダイビングにおいて宮古島って言う時は、どちらかと言えばこの宮古列島の意味に近いです。管轄はすべて同じ宮古島市です。
東京からのアクセス
恒例の「東京駅からのアクセス」紹介ですが、さすがに宮古島となると飛行機1択ですw
とは言え宮古島に行こうと思ったら、飛行機にしてもいくつかパターンがあります。
- 宮古空港(MMY)に直行で降り立つ
- 下地島空港(SHI)に直行で降り立つ
- 上記2つのどちらかに那覇経由で降り立つ
こんな感じで、正確に言えば4パターンの航路を選べます。
直行便と乗り継ぎ便をどちらにするかは行くタイミングでの価格の安さやタイムスケジュールによって柔軟に変えて良さそうですが、全体的にJALやANAの多い宮古空港向けに比べ、スカイマークなどが運行している下地島空港の方が安い感じがあります。
宮古島の市街地にすぐ行ける宮古空港と比べて下地島空港の場合はその名の通り下地島にあるためちょっと外れの方にはあるのですが、とは言え市街地までは車で20分とかなのでそんな遠くはありません。
今回はその下地島空港行きをチョイスしました!
下地島空港は2019年にオープンしたばかりの新しい空港です。
元々それまでは民間ジェット機の訓練空港として利用されてましたが、ジェットスターが定期便を開く形でスタート。2020年10月にはスカイマークも路線を開きました。
「空港から、リゾート、はじまる」をコンセプトに旅行客が気楽に楽しめる場所ということでしたが・・・
ホントにキレイだな!
内装が綺麗なのはもちろんですが、待合いスペースにしろ搭乗口にしろ、1人1人がかなりゆったりと過ごせるスペースがあるし、Wi-Fiも飛んでるし電源もあるしでいくらでも過ごすことが出来ます。
外にはタクシーも止まってますし、時間が合えば路線バスも使用可能です。
特に路線バス(左にちょっと見える黄色いバスです)は600円程度で宮古島の市街地にも行けちゃえるのでとっても便利です!
※交通アクセス情報の詳細はこちらをご覧ください
こちらは有名な伊良部大橋。下地島空港からこいつを渡って宮古島の市街地に向かってく寸法でございます。
宮古島のダイビング
宮古島のダイビングは、大きく分けて宮古島近海のポイント・下地島と伊良部島周辺のポイント、と区別することが出来ます。
そのうち宮古島を代表する、ボートで行く地形のポイントは、大部分が伊良部・下地島近海に位置しています。
通常は宮古島の北西部に位置する平良港から船を出し、10〜15分ほど船を走らせて地形のポイントまで向かってく様なルートになります。海が荒れてなきゃ穏やかで眠くなりますw
そんな宮古島のダイビング、以前集計したダイビングポイントランキングでも第2位に入る、日本でも有数の地形大国でございます。
最大の人気ポイントは、宮古の3大ポイントと言われる
- 魔王の宮殿
- アントニオ・ガウディ
- 通り池
の3つ。ドラクエのダンジョンみたいだったり人名だったり面白いポイント名ですよねw
入り組んだダイナミックに空からの光が差し込んだりして、迫力と幻想的な要素を兼ね備えた圧倒的な地形があなたを迎えてくれるのです。有名なのはこの3ポイントですが、それ以外にも約40ものダイビングポイントがあります。多いなぁ!
地形大国:宮古島の海に魅了される
早速宮古島の海にアドベンチャーしに行くんですがね。
はいはい。
はいはいはい。
はいはいはいはい。
これでした。
これでしたわ。
自分が地形大好きダイバーだってことを物凄く思い出させる地形の数々でしたわ。
4年ぶりの宮古島で、その間新たにTG6も手に入れたりしてマクロなダイビングもやる様になったりもしましたが、やっぱり僕が好きなのは地形でしたわ。
おまけに9本のダイビング、3大ポイントの1つであるアントニオ・ガウディも含めて全部違うポイントに行けたので満足度がヤバいです。風予報がヤバすぎて心配してたのでめちゃくちゃ安心。。!
もう何より自分がダイビングやってて初めて「空飛んでる」って感じた宮古島の海でまた同じようなムービーが撮れたのが最高です。海底の壮大な地形と凄まじい透明度が相まって、泳いでるはずなのにまるで空を飛んでるかのような状態になるんです。最高です。
まとめて紹介することが全然出来ないので、実際に潜ったポイントを1つ1つ紹介していきますね!
ツインケーブ
2本のケーブから構成されているポイントで、光が差し込んでる箇所もあるなって思ったら、ライトがなければ真っっっっ暗な場所も進んで行ったりと、がっつり洞窟なポイントです!
ライトを消しちゃうとこんなに真っ暗。ところどころ差し込む光が本当にキレイ!
これは洞窟に入り始めた時の映像。ところどころで魚の群れがウヨウヨしてますね。
引き続き洞窟の中。暗い〜〜〜!
この真っ暗な洞窟をひたすら進んだ先に天井の空いたエリアがあったり、魚の群れがあったりと、ワクワクな要素がたくさんあります。だからやめられないというか・・・
中之島ホール
「ムーミンの出口」で有名な少し水深のある中之島ホール!
このサンゴも生えてる岩場を延々と行った先にぽっかり空いてる穴から入っていきます。
こんなポッカリしたお穴!
ここから入ってくと大体水深25m付近まで下ってくことになります。
少し長めの動画ですが、このホールをずっと降りていき、下った先を更に進んでくと「ムーミンの出口」が見えてきます。
はい、ムーミンさんこんにちは。
こんにちは!
こんにちは!!
光も相まってとても撮り映えのある場所なので、インスタなどでこの出口を見かけた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?よくムーミンに例えられるこの出口、地元のガイドさんに聞いたらまた別の願掛けに使われてるのらしいですが、ここでは書かないでおきます。笑
中之島チャネル
中之島ホールのすぐそばにあるチャネル(水路)です。その名の通り岩壁が連なって水路のように出来上がってる場所を指します!
ちょっとボケちゃってますが、こんな感じで岩と岩の間に出来てる水路のような箇所をひたすら通っていきます。その間、岩場にひっついてるウミウシや小さな生き物を観察できるのが1つの魅力です。
水深も浅めなので難易度もそこまで高くないポイントです!
同じ通路を上まで見上げようとするとこうなります。曇りの日ですらこれですから、相当キレイだ・・・
この縦割れた水路を渡って行くんですが、地形大好きな僕からしたら冒険心くすぐられて最高なルートです。水深もそれほど深くなく、初めて宮古島に来たダイバーさんもよく案内されるポイントになります。
なるほど・ザ・ケーブ
面白いポイント名ですよね(笑)
出口と入口が同じケーブになっているのがこのポイント名の由来なんだとか。
これまたスケールのでかい地形の数々を進んでいって
この奥側の穴から洞窟に入ってくようなルートになります!
この光が差してるエリアがちょっとセノーテっぽくて良いんですよね。幻想的な光景でした(^^)
動画にするとこんな感じで、晴れてないにも関わらず光がしっかり届いててとってもきれいです!
サンゴホール
水深35mほどにある、ということからこの名が付いたと言われるでっかいホールのポイントです!そこにたどり着くまでのスケールも含めて僕が大好きなポイントの1つです!
岩場の上をしばらく向かっていたら突然のドロップオフ!
「ここ降りてくの!?」って感じでドキドキしちゃいます!!
この降りて行った先にあるホールが目的地になります。そこに向かってガッツリ潜降する寸法です。
こんな感じで岩壁を伝って一気に潜降していきます!エレベーターのよう。
この降ってった先のホールの中に入ってきます。
ホールの中は結構広い洞窟!
真っ暗なのでライトを付けながら進んでいくと、このポイントでもう1つ有名なホールの出口が見えてきます。
それがこのハート型のホール!
深めのホールにハート型の光が差し込んでくるサマはちょっとエモいですよ。
角度によってはチョウチンアンコウに見えなくもないんですけどね。そんな野暮なこと言ってもしょうがありません。笑
そしてこれがチョウチ・・・ハート型の出口から脱出する時の映像です。
クリスタルパーク
下地島周辺のポイントにしては珍しく、砂地が全面的に広がるポイントです。
水深が10m程度なので、疲労度の高い深めのダイビングをやった後にちょうど良さそうな場所になります。
こーんな白い砂地が延々と続く場所!とてもキレイです。
ところどころにある根などでちっちゃい生き物をゆっくり観察できるポイントです。
あとこのポイントの大きな特徴として、ところどころでめちゃくちゃ大量のスカシテンジクダイが根の周りを泳ぎ回ってるところです。
もうホントすごい数なんですこれがまた。
根の周りをぐるぐる回る時は否が応でもこのスカシテンジクダイを掻き分けて泳ぐような感じになります。
動画にするとすごい数がウヨウヨしているのが物凄く分かりますよね。
掻き分けながら泳いでくの、正直楽しかったです。いつまでも動画回してました。笑
あと砂浜にウミシダが落ちてたのでじっと見つめてたら、泳ぎ出した!!
某テレビ番組で紹介されてたような動画が撮れました。笑
沈船イラブ
3日目の1本目に行ったのは宮古島唯一の沈船ポイント!
冬のこの時期はあまり行ける場所でもないらしいのですが、今回たまたま行けるコンディションということで行ってきました。
その昔伊良部大橋が無かった時代に宮古島と伊良部島を結んでいたカーフェリー船です。役目を終えて40年ほど前に沈められたので「お化けはいません」とブリーフィングで言われました(笑)
中はかなり広いスペースとなっていて、最大水深18mというコンディションで割とゆったり船内を楽しめる珍しい沈船となります。熱海とかはデッカい沈船で楽しめますが、水深深めで時間限られますしね。
またこの時期は多くのアカククリがこの沈船を住処としてるし、天井にはかなりの数のハナダイが(なぜかひっくり返った状態で)生息していました。
捕まったー!!助けてーーー!!!
船内に入ってく様子です。割と入り口がデカイので本当に入りやすいです。
中をちょっと進むと結構な数のアカククリがすーーーっと泳いでました。完全にここを住処にしてる感じですね。お邪魔しちゃってごめんなさい。
そんで船の天井にはたくさんのハナダイが!これまた撮り映えのある光景となっております。かなりの数がひっくり返って泳いでたのすごい気になってたのですが、根の要素が天井にあるとひっくり返っちゃうんですかね?^^;
アントニオ・ガウディ
宮古島3大ポイントのうちの1つ。その名の通り、まるで芸術家ガウディが作り込んだ建造物のような地形が待ち受けるポイントになります。
この奥にある岩場のぽっかり空いたところがポイントの入口。
ここから一気に水深30〜35m近くまで降りていきます。
中はこんな!
どんな偶然があったらこんな入り組んだ地形になるのか・・・まるで造形物です。
こんな入り組んだ地形が360度展開されてるんです。
思わずボーッと見惚れてしまうのですが、底にいると水深35mくらいで、DECO的にも長く居られないので注意が必要です。
まぁボーッとし過ぎないように気を付けはしますが、あちこちぐるぐる見回しちゃいますよね。もう荘厳の一言に尽きます。
ただそんなに広い場所でもないので頭ぶつけないように注意しましょう。
マリンレイク
海と池が繋がっている地形で、日の差し方次第でくっきりした光のラインを見ることが出来るポイントです!
して、そのラインは今回見えるかどうか・・・
見えた!!
朧げながら光のラインがくっきりと出来ておりました!
動画で見ても、ラインがキラキラと入ってるのが見えます。
この後引き返した時は見えなくなっていたので、少ないチャンスをものに出来ました。良かったぁ〜〜!!最後の方で海運が少し向いてきました^皿^
生き物もたくさん楽しみました
ここまでガツガツに地形を楽しんできましたが、その合間合間で小さな生き物の観察も楽しみました!撮れた写真をザーッと載せていきますね。
まとめ。
というわけで、前回よりも地形も生き物もガッツリ楽しんだ最高の宮古島ダイビングでした!!
個人的にはドライスーツで地形を潜りまくれたのも自信になったし、GoProもTG-6も大活躍しまくった3日間となりました。
これでも3大ポイントで行けたのは1つだけで、ここまでまだ通り池とかに行けてないんです。楽しめるところがまだたくさんあるということなんですよね。これはまた、行くしかない・・・!!
てなわけで、宮古島最終日で食べてきた宮古そばと
かりゆしを着てるトイレのマークと一緒に今回はおさらばです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!(^^)
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