【レジャー白書2018】ダイビングやってる人口とマーケットを調べてみた【更新しました】

ふと、「日本でダイビングしてる人って実際どのくらいいるんだろう?」と思い当たったものの、案外その実態って詳しく載ってるデータがあまり無いな、と気付いた今日この頃。

そこで、たまーに余暇活動について日経とかで記事が上がる時に名前が出てくる、「レジャー白書」。この書籍にて、日本で大体どのくらいの人がダイビングを楽しんでいるのか、調べてみることにしました。

レジャー白書とは?

レジャー白書とは、日本の国民のレジャー活動の全体的なマーケットを調べるために、公益財団法人:日本生産性本部が毎年1回発行している書籍です。

※公益財団法人:日本生産性本部についてはこちら

彼らの独自の調査方法を用いて、あらゆるレジャーのマーケット状況を抽出し、例年と比べてどの様な違いが起こっているのかを分析する、というのがこのレジャー白書の主な目的です。

今回取り出したのは、半年ほど前に発行された2018年8月に発行されたレジャー白書で、2017年1年間の現状について分析がなされています。

 

レジャー白書における調査方法

調査の対象や規模は以下の通り。

  • 調査対象:全国15〜79歳男女
  • 有効回収数:3,214
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査時期:2018年1月

ここで出た数字を日本の同世代の人口(10,021万人)と掛け合わせて、各スポーツの人口が推計されています(ちなみに2016年の計測時は10,066万人。減ってる・・・・)

推計されているのは、主に以下の数字。

  • 参加率・・・ある活動を、1年に1回以上行った人の割合
  • 参加人口・・・参加率に上記の人口を掛け合わせて推計した数字
  • 年間平均活動回数・・・ある活動を行なった人の1人当たりの年間活動回数の平均
  • 年間平均費用・・・ある活動を行った人の1人当たりの年間活動費用の平均
  • 参加希望率・・・ある活動を将来やってみたい、或いは今後も続けたいとする人の割合
  • 潜在需要・・・やってはみたいけどまだやれてない、つまり期待される需要の大きさ

 

というわけで、調べてみた

2017年のダイビングマーケットの実態について

このレジャー白書の38ページ以降にスキューバダイビングの数字が載っていたので、早速引用です。

ダイビングの実態、お披露目~!

  • 参加率・・・1.2%
  • 参加人口・・・約120万人
  • 年間平均活動回数・・・6.8回
  • 年間平均費用・・・12.2万円
  • 参加希望率・・・5.5%
  • 潜在需要・・・4.3%

・・・と、こうなりました。

※2016年時のデータは参加率1.4%(140万人)、潜在需要率は4.0%でした。年間活動費は7.5万円からかなり跳ね上がってるのは・・・活動回数も含め上がってるからかもしれないです

この数字を単純に引用して計算すると、ダイビングマーケットはこんな感じになります。

  • 現状マーケット:120万人 × 12.2万円 = 1,464億円
  • 潜在マーケット:430万人 × 12.2万円 = 5,246億円

 

おぉ、こう見ると結構デカいマーケットに見える・・・

まぁ、国内アパレル市場は9兆を超えるようなマーケットだってことを考えたら主流とはもちろん言えない規模ですが、1/100とはいえ中堅規模なマーケットだといえます。

※正確に言えばダイビングは「スキン・スキューバダイビング」と言う項目で、スキンダイビングと一体になっているので必ずしもスキューバダイビングの全体像とは限らないです。

 

過去10年間の推移について

さてこのマーケットが、過去のレジャー白書10年間でどの様に変遷しているのか

参加人口の過去10年間の変遷が載っていたので、それをそのまま書くとこんな感じになってました。ついでに2007年分も載せて11年分掲載していました。

2007年:170万人
2008年:100万人
2009年:170万人
2010年:180万人
2011年:130万人
2012年:120万人
2013年:150万人
2014年:120万人
2015年:110万人
2016年:140万人
2017年:120万人

上下に波打ってる感じで特に大きな特徴は見られませんが、10年間で緩やかに下がってきているようにも感じます。2009年に調査方法を訪問式からインターネット調査に変えていることも影響しているかもしれません。

 

各データの詳細・他スポーツの比較

このレジャー白書では、ダイビングを含めて計28項目のスポーツの実態が調査されています。各データについて、他スポーツと比べてどの様になっているのかを比較してみました。

参加人口について

前述した通り、2017年時のダイビング人口は120万人です。

全28項目のうち、ダイビングの人口は23位と、結構下位の方にありました。

1位は「体操(器具を使わないもの)」ということで、いわゆるエクササイズがここにあたるのかなと思いました。参加率は22.3%、参加人口は2,230万人と、ダイビングの約20倍もの規模を誇っていました。

年間活動費用について

こちらは12.2万円。

全28項目中4位と非常に上位でした。
まぁ、かかる費用に関しては他のスポーツと比べたら高めですね・・・

ちなみにトップ3は「ゴルフ(約14.1万円)」「サーフィン、ウインドサーフィン(約13万円)」「ヨット、モーターボート(約12.4万円)となります。

潜在需要について

こちらは4.3%になります。

2016年にも潜在需要率は全28種目で1位でしたが、2017年は2位となっておりました(1位:水泳 5.3%、3位:パラグライダー 3.9%、4位:トレーニング 3.6%)。

潜在需要が3%を超えているのは上記含めて5項目で、あとはどっこいどっこい、といった数字でした。メジャーなスポーツは元々参加率が高いから、ものによっては潜在需要がマイナスになる(参加率が参加希望率を上回っているパターン)ものが多いのも要因のようです。

裏を返せばマイナーかつ未経験が多いスポーツの中で、ダイビングは一番興味深く見られてるものなのかな、とも思ったり。

 

まとめ

以上調べた限りの、ダイビングマーケットに関する所感です。

  • 参加人口は過去と比べて大きく変動なし。
  • 主流とは言えないがそれなりの中堅マーケット
  • 他スポーツと比べた時の参加人口はマイナーレベル
  • 潜在需要は高く、マイナースポーツの中でも興味を特に持たれているスポーツと思われる

 

皆さんは上記の数字を見て、どんなことを感じたでしょうか。

おそらく次の2018年度分の実態を調査した「レジャー白書2019」も、8月あたりには発行されるものかと思います。

というわけで、現場からは以上です~~!!

 
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3 件のコメント

  • ハードルが高いんですよ。
    耳鼻科系統に問題がなく、海の状況がよろしく、ライセンスを保有する。
    気軽に行けないし。

    • まあすけ様

      コメントありがとうございます!
      確かにお金だけじゃなく、潜る前に超えなきゃいけないハードル多いですよね。。
      まずは沖縄や海外旅行の時に体験でやってみる、興味持てたらライセンス講習受けてみて、年数回ベースでやってみる、という感じで少しずつ続けていくのも良いのかなぁ、と思いました。

  • バブルのころと比較して、随分な数のショップがつぶれていきました。
    興味を持っても、若者には金がかかりすぎて気軽にできない感じです。
    今は、一部のショップが初心者に対して、露骨に機材をローンで買わせて囲い込もうとする姿勢はいやですね。

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